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2017/06/25

悪徳安倍政権はいつまで続くのでしょうか?

 正義も何もあったもんではない。安倍という人物、三権分立も、立憲主義も何も理解していない無知蒙昧な首相だ。こんな最低政権、いまだかつてあっただろうか?
 数のおごりに安住して、政権を私物化している。

 そもそも、こういう自民党政権を選んだ国民が愚かなのだ。選挙をしても投票率の低さには驚く。投票にも行かない人には、政権批判する資格もない。

 共謀罪という凶暴な法律が強行採決されて、日本は監視社会になる。すでにネット右翼は暗躍していて、リベラルな講演会などの妨害を公言し、いくつかの講演会が中止の憂き目に遭っている。

 都議選で与党自民党が凋落すればいい。この都議選で変わらなければ、日本はもうお終いだ。これまで通りの利権政権を支持したことになる。さてどうなるか? あまり期待できないけど、少しずつでも変わっていくことを願うしかない。

2017/05/28

クラスター爆弾製造企業に投融資する日本の4社

 残酷なクラスター爆弾の禁止条約に批准しているはずの日本で次の4社がクラスター爆弾製造の企業に投融資していることがわかった。

 1.三菱UFJフィナンシャル・グループ 9億1,400万ドル
 2.三井住友フィナンシャルグループ  6億600万ドル
 3.オリックス            3億5,400万ドル
 4.第一生命               4,000万ドル

 クラスター爆弾の全面禁止を訴える国際NGO「PAX」の調査担当マイッケ・ベネシュさんは「日本政府にも働きかけるが、預金者も金融機関がどういう投融資をしているのか注意してほしい」とのこと(5月28日(日)付け毎日新聞朝刊より)。

 みずほフィナンシャル・グループは大丈夫なのだろうか? 預金者、消費者は目を光らせなければならない。

2017/05/26

テレビ朝日のトップは料亭で首相と何を話したのか?

 G7に出発する前夜、安倍首相はテレビ朝日の早河洋会長と同じくテレビ朝日の篠塚浩報道局長と赤坂の料亭で会食している(5月25日付け 毎日新聞24日首相日々より)。

 そもそも首相とテレビ局のトップ及び報道局長が会食するということ自体、あってはならないことだ。高いだろう料亭代は、内閣の官房機密費で払われたのだろうか。人の金(国民の税金)で飲み食いして、政権を批判することができるのだろうか。首相は自分の留守中の報道規制でも頼んだのだろうか。そうとしか思えない。

 テレビ朝日の報道コメンテーターの質の悪さはとみに度を越えていると常々思っていたが、NHKニュースの官邸広報化はもとより、日本テレビ、テレビ朝日の官邸発表そのまま報道に対して、私の怒りは日々強くなっていくばかりだ。フジTVはサンケイと同じ低レベルだから、言うに及ばず。ここではスルーしよう。

 日本のTVメディアは信用ならない。官邸べったりの思考停止状態だ。あまりの体たらくに、TVのスイッチを切るしかない。

 あとは、毎日新聞の良識を信頼して、新聞記者魂にかすかな希望を見るのみだ。

 

2017/05/11

安倍一強は、一狂の間違いでは?

 国会中継を見ていると、見るに堪えない安倍首相の答弁に腹が立つばかり。国会軽視もはなはだしいし、舌足らずで、憲法の何たるかも知らないで、姑息な改憲答弁をしている。
 メディアは安倍一強と騒ぐが、首相としょっちゅうお食事を共にしているメディアの上層部のおじさんがおだてて言っているように思えてならない。

 何が一強だ! ひとり危ないことを言っているだけではないか。
 韓国のように弾劾制度があれば、弾劾したいところだが、大方の日本人は気が付いても気が付かない顔をして、日常性に埋没していくんだろうな。

 驕れる者は久しからず。

 この言葉をひたすら信じていくしかない。

2017/05/05

マナーを知らない自転車乗り

 自転車に乗る場合、基本的には車と同じ左通行のはずである。車道の左端を走るのが本来の規則だ。ところが、そういう人はほとんど、いない。いないどころか、狭い歩道を我が物顔に超スピードで駆け抜けて行く。危ないったらない。腹が立つ。

 自転車利用者、交通規則が変わったことを知らないのか。超スピードで走り抜けても、ベルで知らせるなんてことは、ほとんどない。歩道は歩く人のための道だ。

 自転車は、車道の左端を走って下さい。

 車も、自転車も凶器になる昨今、おちおち外歩きも気ままに出来ない。
 春の交通安全運動とか、なんとか、よくわからないけど、町内でやっているのを見かけるが、もう少し、世のため、人のためになることをしてほしい。警察も何やってるんだろうかね。

2017/04/29

安倍夫妻、逃げたのね!

 G7だってそのうちあるっていうのに、安倍さん、ゴールデンウイークが始まる前に奥さん連れて、トンズラですか?
 わざわざ、この時期に行かなくたって、すぐにまた、G7なのにね。血税使ってまで行くことはないだろうに。

 日本の世論も甘いよね。ゴールデンウイーク始まっちゃったら、森友も共謀罪も忘れちゃうのかね。安倍夫人、証人喚問しなきゃ。どう考えたって、公私混同、請託だ。

 2大政党のスリリングな駆け引きもない。
 なんの誠意もない、人非人の内閣支持率が下がらないという体たらく。
 おとなしいね、日本人。今に始まったことでもないか。
 江戸幕府300年も続いたしね。依らしむべし、知らしむべからず。

 ちょっと前に「昭和元禄田舎芝居」って言われた時代があったけど、ずっと、田舎芝居が続いてるって感じ。ああ、いやになる。

2017/04/27

近頃のニュースキャスター

 個性がなくなった。
 夏目三久も、膳場貴子も、きれいなだけで、あまり主張がない。
 夏目三久は、大阪出身だからか、アナウンス自体があまりうまくない。標準語をしゃべろうと努力しているのが見え見えで、どう見ても不自然な物言いだ。フリーになって、ビールなどのCMに出ているが、報道に携わる者として適切とは言えないだろう。

 TBSのNスタのメンバーが総入れ替えになったが、モデル顔の何とも薄っぺらな顔ぶれでおよそ面白みがない。深みがない。もう見る気がしない。

 テレビ東京の狩野アナは、それなりに頑張っている。自ら現場取材して、メインキャスターとしてもそれなりの出来だ。ただ、番組自体に深みがないので、取材しても「あら、それだけで終わるの?」と思うものが多い。民放横並びのニュースを出さなくても、テレビ東京独自の追跡取材を見せた方がいいのにね。森友問題だって、テレビ東京が真っ先に報道して、積極的に追跡していたのにね。結局、中途半端になってる。

 フジTVは、サンケイのイメージが強く、あまり見る気がしない。女子アナもやたら数が多いし、ひと頃海外取材で活躍していた椿原アナも、中途半端なリポーター以外の何者でもなく、ジャーナリストになりそこなっている。

 リポーターとジャーナリストは全然違う。独自の視点と主張がなければ、ジャーナリストとは言えない。

 そういう意味では、NHKの元クローズアップ現代の国谷裕子さんは、年季の入った真のジャーナリストだった。惜しい番組をなくしてしまったものだ、NHKは。

2017/04/11

何も進展していない!

 10日余り日本を留守にしていた。豊洲も森友も何の進展もしていないのに驚いた。誰も責任をとらないという日本的風土に腹が立つばかり。豊洲は石原元都知事、森友は安倍首相が責任担当者だ。前者はボケたふりをし、後者は、北朝鮮のミサイル発射のおかげで何食わぬ顔の正義面だ。

 日本のメディアの手ぬるい報道姿勢にも失望するばかり。「社会の木鐸」という言葉は過去のものになってしまったのか。

 TVも春の改編期で、パンチの効いた番組はどこにも見当たらない。ああマンネリの春。桜だけが咲く。

2017/03/13

安倍さん、もうお辞めになったらいかがでしょうか?

 末期的症状を呈している、と私は思う。教育勅語を是とする日本会議の代表として、日本会議党の代表として、もう一度立候補して国政にお出になったらいかがですか? 同じ考えのご夫人もご一緒に。稲田防衛大臣、その他諸々、およそアナクロニズムとしかいいようのない人々と、戦前の雰囲気たっぷりの政治集団をお作りになって、ご自分のお考え云々(うんぬん)を堂々と、広く国民に開示されたらどうでしょうか?

 全国津々浦々に、地球儀を俯瞰しながら、前世紀の遺物を掲げてみたらいかがでしょうか?

 いずれにしましても、憲政政治にはおよそ似合わないのですから、憲政政治から降りて下さい。よろしく、どうぞ。

 安倍政権が嫌になるほど長く続くもんだから、安倍さんの口癖が乗り移ってしまったように思われます。

2017/02/28

見るに堪えない国会中継

 参議院の予算委員会を見てると、質問者の背景、ちょうどカメラが写す範囲にタレント上がりの厚化粧の女性議員と、知性のかけらもない目つきの悪いビーチバレー出身の議員が見たくもないのに見える。はっきり言って目障りなのだ。この二人を国会に送った選挙区の選挙民にも呆れるが、およそ野党質問者の質問の内容を理解できないという顔をしている。

 この程度の国会なのだ、日本は。総理の奥さんが日本会議系の幼稚園の入園挨拶に出席することや、新設される小学校の名誉校長になること自体、異常なのに、小学校設立に際して、国有地を非常識な安値で取引するという前代未聞のスキャンダルが今、国民の前で繰り広げられているというのに、なぜ、この国のメディアは権力を叩くということをしないのか。

 おかしいではないか。現役の首相べったりの日本会議という団体もおかしいし、憲法改悪の署名を集める神社や、日本会議の息がかかった団体の存在は、安倍政権の偏狭、偏狂ぶりを実にわかりやすく見せてくれているというのに。特定の政治集団に属した首相というのも前代未聞だ。自民党総裁というより、そもそも安倍晋三という人は日本会議の代表、シンボルと言ってもいい。

 昨夏、安保法案(=戦争法案)反対の風が起こった時、「安倍政権を許さない」というプラカードが作られて、私なぞは留飲を下げたのだが、それも一時的なものだったのか。このフレーズを考えたのが沢地久枝さんで、墨文字を書いたのが俳句の金子兜太さんだった。ご高齢のお二人には頭が下がる。メディアの人間は彼らの爪の垢でも煎じて飲むがいい。

 久しぶりに国会中継を見て、また怒りがこみ上げて来るのだった。


2017/02/12

不可解なゆうちょ銀行 2 2009年1月28日に公開したブログです。

 まず、どういう趣味で元号を使うのか、私は問いたい。西暦で十分ではないか。民営化したのなら、公文書でもあるまいに。何に忠誠を誓って元号を使うのか。わっかりにくいのよね。西暦2009年で十分じゃないの。

 ゆうちょ銀行の職員は皆、頭の中に西暦と元号の変換表が入っているのか。変換する必要がどこにある? 西暦でいいじゃないの。この国際時代に、何を考えているのか。

 イスラム世界はともかく、旧暦を併用している国でも西暦が通用している時代に、何たる時代錯誤か。ゆうちょ銀行って何? なあんにもいいとこないじゃん。それと、あの制服。このグローバル、カジュアル時代に何を血迷って、旧態依然とした服装に身を包んでいるのか。理解しがたいことばかりのゆうちょ銀行である。

不可解なゆうちょ銀行 2009年1月27日に公開したブログです。

 確かコイズミの肝いりで民営化したはずのゆうちょ銀行。民営化したからといって、何が変わったというのだろう。せいぜい、地方の町の隅々にまであった郵便局が消えてなくなり、高齢者の不便が増したぐらいだろう。誰も喜ばない民営化である。

 日本は韓国のような住民登録カードがない。身分証明は、写真付きの自動車免許証か、パスポート、あるいは健康保険証だ。車にも海外にも縁がない人は、健康保険証が身分を証明する唯一の手段だ。病院通いでもあるまいし、常に保険証を持って歩く人はいない。

 近所の郵便局の話。このところ簡易保険の満期で何度か足を運んでいる。そのたびに保険証を持って、身分を証明しなければならない。いい加減に顔だって覚えているだろうに、行けば、私だって認めているのに、その度に保険証のコピーを取るんだね、これが。マニュアルにそう書いてあってマニュアル通りにやらないと気がすまない、いや、事が進まないらしい。

 私を私と認めたあなたの眼は、一体なんのためについているのかと聞きたい。韓国だったら考えられない。こんな融通の効かない話、あちらで一度だって経験したことはない。早い話が顔パスが効いたのだ。

 保険証の偽造は出来ても、顔の偽造はめったなことでは出来ない。それなのに目の前にいる私をさしおいて、保険証の提示を求めるゆうちょ銀行の職員って何? はっきり言って血の通った人間ではないらしい。

 そういったマニュアル通りの手続きに時間を取られているから、仕事が遅いのよ。合理化されるべきところがダラダラとそのままで、村や町の隅々にまで発達していた旧郵便局のネットワークを見事に崩壊させてしまったというわけ。

 このところコイズミ改革のひずみ、矛盾があらゆるところで噴出している感がある。誰だ? コイズミを支持したのは? そこのおばはん、あんた、反省しなはれ。街角に貼ってあるコイズミ・チルドレンの厚化粧のおばはん、あんたのことや。目鼻立ちばかりでかくて、政策もなんもない、あんたみたいなどうしようもないおばはんがいる限り、女は所詮アホやと思われるんや。まあ、そう言っても自分のことだなんて思うてないやろね。厚顔無恥のポスターを見るたびに引き裂いてしまいたい衝動にかられるのは私だけやろか。まだ選挙は始まっていないから、選挙法違反にはならんやろね。破いたろか~。

大学って何?  2009年6月27日に公開したブログです。

 大学って、今の日本でどういう意味を持つ機関なんだろうと、ふと思うことがある。「風俗にお勤めですか?」と聞いてしまいたいような格好の女子大生を見かけたりすると、こんなアホみたいな娘に高い学費を払っている親の顔を想像してはげっそりしたりする。

 政治にも今の日本の現状にも何の疑問も持つことなく、電車に乗れば、知性のかけらもない顔に化粧を施し、ランジェリーまがいの品のない服装に身を包み(いや、包んでないね、身を曝け出し)、親のすねを丸かじり、挙句の果てに就職まで親掛りだったりする子女もいると聞いた。

 男子学生はと見れば、そんな同世代のけばいお嬢さんたちにおびえ、草食男子はひたすら社会の片隅で事なかれ主義に徹するというわけだ。我が学生時代と比較すると、雲泥の差だ。我々の頃は貧しくとも、志があったよね。なんて、こんなことを言うこと自体が年取ったということなんだろうけど、まあ目を覆わんばかりの最近の大学生事情だ。

 そんな大学生を指導する教師、そして大学当局は意識改革した方がいいかもね。若年人口は減少の一途を辿っている。いっそのこと「象牙の塔」などと権威をカサに着ないで、実態に即して「モラトリアム・レジャーランド」だとはっきり表明したらどうだろうか。もっとも、いい意味での「象牙の塔」はとっくの昔に瓦解してるね。大学は随分前から若者争奪戦のスカウト集団に成り下がっていたんだね。

2017/02/09

西部劇でもあるまいに。2011年5月6日

 10年目にして、オサマ・ビン・ラディンを見つけて殺したんだね。作戦の名前もジェロニモ

2017/02/05

腹の立つ高額報酬者のリスト



 このリスト、どこからコピーしたか忘れた。毎年、更新しているのだろうか。
最新のものがあるのかもしれないが、とりあえず、PCにあるこのリストをアップした。

表示が小さくて読みにくいと思う。画面をクリックすると、拡大画面が現れる。とくとごらんあれ。

2017/02/02

陰険体質JTB

 これは、2009年1月31日に公開したブログです。

 引き続き私は腹を立てている。もっともこの腹立ちは今を遡ること10年以上前から続いているものだ。そう20世紀末の話になる。

 大体私は一流企業と世間で言われている企業とそりが合わない。なぜだかわからないが、とにかく気に入らない企業が多いのだ。その主な理由のひとつに、その傲慢さがある。エリート意識もえらく強いと来てる。

 JTB=Japan Travel Bureau。昔は日本交通公社と言っていたから、半官半民の会社だったんだね。半官半民。これはけっこう質が悪い。公社と名のつく所に碌な所はないというのが私の持論だ。

 でもこの公社に入るには、いい学校を出ていないと入れない。JTBは東大閥だと聞いたこともある。東大閥でも何でもいいけど、要は仕事をちゃんとやってほしいということだ。旅行会社というのは個人情報をかなり抱え込んでいるはずだ。顧客との信頼関係の上に成り立っている職種である。

 それが、信用できないことが20世紀末にあったのだ。なんとも不愉快極まりない電話1本のために私は頭から湯気を出して、抗議しようかと思ったが、相手のストーカー行為と見まごう言動に気味が悪くなって、一切無視したのだ。無視したものの、その陰険かつねちっこい態度は決して許していない。エネルギーさえあれば、訴訟だってすればよかったのだが、もはや時効も過ぎてしまっただろう。

 私にできることは、JTB某支店の中年男に対する怒りと軽蔑に満ちた文章をブログで公開することしかない。

 といっても事細かい経緯を明確に覚えているわけではない。プロセスより怒りの方が強く記憶されてしまったのだからしょうがない。個人情報を握っている者にしかできない電話をし、顧客を馬鹿にし、薄っぺらなエリート根性を曝け出した、その男、まだJTBで働いているのだろか。働いているとしたら、さすがJTB、人を見る眼がないね。

 あるいはとっくに定年退職でもしたか。どうでもいいけど、職場から去って、家庭でも地域でも嫌われているだろうな。

 一流企業という名にあぐらをかいているそこのおっさん、あんたは相当のおバカさんだということ、死んでも自覚しないだろうね。バカは死んでも治らない。

空気が読めない人びと

 これは、2010年4月に公開したものです。

 空気が読めない、即ちKYについて。相手の気持ちを汲み取ることのできない人々が増えた。

 茶道を長らくおやりになっている女性がいる。茶道の極意は何かと言えば、それはまさに「相手の気持ちを察する」ということである。ところがその知り合いの女性、「察する」という言葉が彼女の辞書にない。何を長らく茶道なぞやっているのか、皆目わからない。とにかく「察しの悪い人」なのだ。

 察しの悪い人ほど付き合いきれない人はいない。一を聞いて、十を知れとは求めないけれど、せめて三ぐらいまでは察しなさいと言いたい。でも言えないんだなあ。

 現代人はみな自分が忙しくてしかたがない(と思い込んでいる)日々を送っている。家電製品で家事が効率よく片付いていくはずだというのに、「家電のおかげで、私暇よ」なんて言う主婦に会ったことがない。何にみんな振り回されているのだろうか。いわゆる情報だろうか。

 情報だってピンからキリまである。頭を使わない人ほどくだらない情報に振り回されて、買う必要のないブランド品に囲まれ、そこから自由になれず、ネズミがくるくると回転車を走るように眠りにつくまで身体を動かし続ける。身体は動かすけど、頭の方はねえ。怪しいものだ。

 まず相手の話によく耳を傾けること。忙しがってばかりいても何にもならない。瞑想する時間を少しでも設けることを私は提案したい。「ねずみの時間、象の時間」という新書版があったけど、できることなら「象の時間」で後半生をゆったり過ごしたいものだ。

2017/01/28

不安定な春、そしてモンペ(モンスターペアレント)

 2009年春に公開したポストです。

 毎年のことだけど、春は等圧線が立て込んでくる。暖かくなったと思ったら、寒気団が南下して、花粉症の症状も時々顔を出し、そうこうするうちに一気に花が咲いて、初夏の陽気になる。寒さに強い私としては、憂鬱な春の到来、そして蒸し暑さへの移行に絶望するだけである。


 季節だけではない。生命力に満ち溢れているということに、私はどうも嫌悪感があるようだ。だから世の中に溢れている愚かな母親たちには憎悪さえ抱くことがある。なぜか。自分の子供のことしか頭にないからだ。子供は母の所有物ではない。にもかかわらず、子供にべったりの母親が充満している。遺伝子レベルで言うと、子供への愛はすなわち自己愛である。過剰な自己愛は見苦しいだけだ。


 モンスター・ペアレント(モンペ)と呼ばれている親がいるそうだ。昔からこういう親はいたのかもしれないけど、今のように目立つ存在ではなかった。それは生活に困らない程度の、余裕ある生活が生み出したものかもしれない。


 そのターニング・ポイントは1960年だろうと私は見ている。この年に生まれた人々も今や50歳を目前にした連中だ。どうも質が悪い。この世代を育てた親世代は昭和一桁だ。この世代も質が悪い。両世代に共通しているのは物質万能主義だ。なぜかルイ・ヴィトンのバッグを持っている。それがちっとも似合っていない。


 中学生になるまで天孫降臨を信じ込ませられ、敗戦を迎えたとたんに民主主義を移植された昭和一桁世代にしてみれば、疑心暗鬼になるのが普通だと思えるのだが、それがそうでもない。世の中の流れになんの疑問も持たずに流されていったというのが大半で、常に疑ってかかるという人々はこの世代の少数派に属する。


 日和見の親に育てられれば、その子供が日和見になるのは自然の法則だ。自分が今何をしたいのかではなく、世の中がこうだからそれに身を任せるという輩が多い。そして1960年世代がまた子供を産むと、それは次々に拡大生産されていくだけだ。この親子関係は携帯電話でつながっている。携帯でやり取りする前に、じかに顔を見て話したらどうでしょうか。情報に踊らされ、自分の子供の限界も見極められずに権利だけうるさく主張するというモンペの存在は百害あって一利なし。

2017/01/26

何が働き方改革だ!

 政府主導の働き方改革。ちゃんちゃらおかしい。過労死、過労自殺がメディアで騒がれてから久しい。電通の過労自殺など、氷山の一角だ。政府も重い腰を上げて、残業はするな、金曜日は早く帰れなどと能天気なことを言っているが、政府の掛け声と企業の利益追求が結びつくと、もっとひどい事態になる。
 
 サービス残業を自宅に持ち帰ってしたり、夜10時の消灯後、社内で自前の明かりをつけて徹夜し、翌朝、机に突っ伏して寝込んでいる社員が増えたという新聞記事を読んで、またもや安倍政権の「きれいごと掛け声ばかり、いらんこと本質を見抜かない」、どうしようもない愚かな体質に腹が立つのである。

 コンピューターの導入が始まって以来、人員削減が始まったのだが、コンピューターのおかげで仕事量が増え、その効率優先のせいで正社員では対応出来ず、派遣社員を雇ったり、派遣会社がすきま産業として業績を上げたりと、これはもう、人権無視、命を大事にしない、人間の奴隷化(コンピューターに支配されたという意味で)が蔓延している。

 電車やバス一つを考えてみよう。昔昔は運転手さんと車掌さんが同乗していた。バスに乗ると、車掌さんが切符を切りに車内を回り、幼い子を連れて乗るお母さんたちを助けたり、お年寄りが乗るのを助けたりと、車内の状況を把握した上で、「発車オーライ」と言って、バスは動いていた。

 それが、半世紀前からワンマンバスになって、運転手さんがお金のやり取り、車内の安全をすべて受け持って運転するという、神業的な業務を強いられるようになった。過労で運転に支障が出る事故も最近増えた。そもそも、そんな激務のバスの運転手になる人が減ってきて、東京では、バスの運転手不足が言われて久しい。

 電車も同じことだ。地下鉄など、「これはワンマン電車です」というのが増えた。乗ってからの不測の事態をどうやって一人で対応するというのか。ホームから転落するという悲劇が繰り返されているが、電車に乗る前にすでに人手不足の弊害が起こっている。ホームに駅員がいれば、目の不自由な人を手助けするくらい十分できるはずではないか。

 トラックの運送だってそうだ。何もかも一人で責任を負わされている。事故に遭ってもそれは自己責任にされる。遠距離高速バスの事故が絶えないのは、このところの規制緩和で、安全よりも利益を追求するバス会社が増えたからである。

 コンピューターという存在があっても、コンピューターに出来ないことはいくらでもある。あるのに、効率だけ追うから、人権無視の労働現場が次々に現れ、人の命を脅かしているのだ。これはもう、機械による、人間抹殺の時代に私たちは生きているということである。

 バスも電車も車掌さんを雇えば、現場の雇用は2倍になる。超高齢化社会の日本では、かゆい所に手の届くサービス、コンピューターにもAIなんかにも出来ない、人間味あふれた本来のサービスがもっと重要視されてもいいのではないか。

 チャップリンの「モダンタイムス」が喝破した人間不在の不気味な産業構造をもう一度見直さなければ、過労死も過労自殺もなくならないだろう。人間復活のチャンスは今こそあるのだ。

 目前の利益に奔走して判断を誤った東芝という愚かな企業に象徴されるように、日本の企業はあまりにも人権を無視してきた。企業側はもう一度、原点に戻って人間優先の会社、社会の構築に全エネルギーを傾けてはどうだろうか。遅すぎるということはない。気が付いたときに改めればいいのだ。

  Never Too Late.

2017/01/19

奢れる者は久しからず 宮内庁および天皇制

 2010年に公開したブログです。
  このところ天皇の孫娘が不登校になったとか、孫息子が幼稚園の三年保育に入ったとか、普通のニュースでちょいちょい放送されている。皇室関係、皇族関係のニュースを耳にするたびに私なぞは「国民の税金を使いおってからに」などと憤懣やるかたない気分になる。皇族一人当たりの生活費が年間2,000万円は下らないという話を聞くにつけ、OECD国の中で貧しい国ワースト4に入っている日本としては「皇族どころの話ではないんじゃないのか」などと思ってしまう。

 憲法9条は遵守されるべきだし、日本国憲法に謳われている平和、基本的人権の尊重などはUSAのおかげとはいえ、世界に誇る平和憲法として誇らしく思える。ただ象徴としての天皇制を残したのはどうもいただけない。外国からお客が来ると、その国の元首が謁見することになっていて、日本の場合は天皇がその役目を果たす。民主主義国家と言っても、外国から見れば天皇のいる不思議な国であることは間違いない。

 なぜ象徴としての天皇制を残したのか。皇族を含めると年間の予算はどのくらいになるのかわからないが、皇居の清掃(主にタバコの吸殻集め)を東北あたりからやってきた主婦たちが「ありがたがって」やっているのを見るにつけ腹が立つ。そのお礼として彼女たちは菊のご紋の入ったタバコを一箱ずつ恭しくもらうのだ。禁煙が当たり前のようになった昨今、まだ皇居の吸殻集めが行われているのかどうかよく知らない。

 適応障害になっても美しい笑みを絶やしてはいけない皇太子妃、発達障害もしくは自閉症あるいはアスペルガー症候群ではないかと憶測されている皇太子の娘、やたら子供の数ばかり多く、気味の悪い微笑を浮かべ続ける皇太子の弟の奥さん、誰ひとりとっても尋常に見えない。

 同じ人間として不憫に思うのが普通だろう。余計な税金をかけるくらいなら、皇居の緑も皇居自体も開放して都民の憩いの場所にすればいい。平和憲法にそぐわない基本的人権が唯一侵害されている天皇制、今世紀じゅうに何とかならないものか。

 虫愛ずるあまり頭のよくなさそうな唯一の孫息子が知恵が回るとは思えない。我々の感覚にやや近いと思われる白髪のない皇太子が革命的発言をして「僕、もうやーめたっ」と、ひと言言えば済むものを。

 宮内庁の時代がかったアナクロニズムとエリート権威主義をばさっと切ってくれる人はいないものか。

奢れる者は久しからず 年金機構

 2010年に公開したブログです。
 社会保険庁から年金機構に名前のみ変わったばかりだし、年金もらう年齢になってからでもまだ遅くないから少しずつそのいい加減な元社会保険庁について書きたい。

 年金機構と名前を新たにしたって、住所も変わらず、長妻のおっさんがけなげに頑張っているのもこちらの同情心を買うし、もう少し時間を与えよう。それにしても長妻さん、年金問題に老々介護、特養ホーム、などなど孤軍奮闘だね。

 厚生労働省の範囲があまりに広すぎやしないか。厚生部門だけだって命が縮むよ、まったく。労働省って何するところだっけ。過労死しか頭に浮かばないけど。

 いずれにしてもまだ40代の長妻さんだから耐えられるのかもよ。わたしゃそろそろ疲れてきた。見ているだけね。他人事ではないんだもの。

2017/01/12

日本は、一度でも韓国に謝罪したことがあっただろうか?

 私の認識では、従軍慰安婦問題に対して、日本政府は、正式な謝罪を一度もしたことがない。

  なぜ、素直に謝罪しないのか。1960年代の朴政権のときに取り交わしたことは、日本が韓国に対して賠償金を支払うということで、それは実行され、それをもとに、韓国経済はその後の発展へとつながっていった。が、しかし、日本政府は正式な謝罪をしていない。

 従軍慰安婦の問題が明らかになっていくのには、時間がかかった。被害に遭った女性たちが勇気をもって公式に発言するのには、それなりの歳月がかかる。朝日新聞のいわゆる「吉田証言」が裏をとるという、ジャーナリストなら必ずやらなければならないことを怠ったために嘘の証言だったことが判明。その後味の悪さが残っているが、吉田証言がなくても、歴史の証人はいくらでもいるはずだ。

 1995年に民間基金によって、従軍慰安婦だったハルモニたちに賠償するという話が進んだが、ハルモニたちの「お金の問題ではない。まず謝ってほしい」ということで、この基金の組織はうまく機能しなくなった。

 韓国の人々が怒るのは当たり前ではないか。お金の問題で片を付けようとしているのは、当時も、そして2015年12月の日韓合意も同じである。過去の事実に向き合って、日本側がいかに残酷で卑劣なことをハルモニたち、70年前の少女たちに強行したのか、このことに対して、日本政府は過去、一度も謝罪していないのである。

 2016年の曖昧模糊、内容ほとんど支離滅裂の安倍談話は、まさにこのことを象徴している。美辞麗句ばかり並べて、当時の被害者当人の心情を思い図ることもなく、植民地朝鮮に対する配慮が全く感じられなかった。

 日本政府の不誠実さが続く限り、あの少女像はなくならないだろう。なくしてはいけない、と私は思う。唇を真一文字につぐみ、瞳は暗く、寒空に日本政府に向かって座っている。これ以上の抵抗の姿を私は見たことがない。

 従軍慰安婦を「戦争だから、しょうがなかった」などと言う爺さんは、けっこういる。あのNHK会長もしかりである。戦争の責任、いたいけな少女たちを戦場の前線に送った日本政府の罪は決して消えることはないだろう。だから言いたい。せめて、過去の事実をしっかり見つめて、謝罪することだ。加害者に出来ることはそれしかない。

2017/01/09

死の商人に支えられた安倍政権

  昨日の新聞に出ていたが、武器を作っている会社、武器関連の会社からの政治献金が安倍政権になってから飛躍的に伸びているということがわかった。あの安保法案(戦争法案)をあれだけ熱心に強行採決してまで通したのは、政治献金してくれる企業に対するお礼だったのだね。

  死の商人の前に屈服する金の亡者。それが安倍政権の実態。どんなにきれいごとを言っても、このおっさんの演説、気分が悪くなる。それもその筈、心にもないことをいけしゃあしゃあと演説してるからだよね、あちこちで。

  憲法改正(改悪)に意欲を示しているといったって、その内容のお粗末さ。どこをどういうふうに変えていくのか、何が問題で、何を言いたいのか、細部にわたって検討するとういうこともなく、とにかく始めに改正ありきなのだ、この人は。

 あれだけUSAのポチ(ポチに悪いね、このたとえ)に成り下がっているというのに、なぜ憲法はNoなのか。彼の論理によれば(論理にもなってないけど)、あの憲法はUSAの押し付け憲法だと言うのだ。全くこの人は歴史をとことん勉強してこなかった。何もわかっていない。憲法の成立に日本人のリベラル派が熱心に関わっていたこと、明治憲法のときに完全に無視された、自由民権思想も取り入れられていること、そういうバックヒストリーを全く理解しているどころか、ねつ造に近い形で歴史を歪曲しているのだからね、このおっさん(もう少しで準高齢者だけど)。

 三権分立、司法の独立、立憲主義、こういった民主主義の根幹に関わることに、この人、呆れるほど無知なんだよね。こんな危険人物、野放しにしている今の日本のメディア、世論調査に関わる人々、いわゆる地元の支持者、そして一般国民。どうかしてると思うよ。

 自民党の良識の欠如、野党の非力ぶり、もう本当にいい加減にしてほしい。2017年になって、まだ安倍一色が変わらないというこの日本の現実に嫌気がさしている人は結構いるはずなのに、表に出てこない。

 元ジャーナリストで、今は大学教授に成り下がった連中の安倍ファンクラブには、もう何をかいわんやだ。腐りきっている。与党のスポークスマンになっている時事通信の準高齢者、安倍の拡声器と言われている日本テレビの青山某、安倍のそばから離れないNHKの岩田某おばさん記者、枚挙にいとまがないほど、みんな安倍まみれ、金まみれ、死の商人サポーターと言ってもいい連中だ。

  ああ、年頭から怒る私も最近疲れてきた。疲れてきたけど、やめるわけにいかない。既成のマスメディアの不甲斐なさに黙っていられないものね。

  今年も怒りまくるぞ。

2017/01/08

これだけひどい政治なのに、なぜ支持率が高いのか?

  TPPも、USA自体がやらないと言っているのに、やると言い張る。そもそも食糧自給率40%を切った日本で、自国の農業を守ることなく、農薬規制の甘い野菜、果物、添加物に満ち溢れた食材、添加物の飼料で育った牛やブタの肉を輸入するというのだから、日本人の健康被害について、何の配慮もないし、国民皆保険もくずれるしで、いいことは何一つとしてないのに、なぜUSA(オバマ政権)に忠義を尽くすのか皆目わからない。

  強行採決されたIR法案。十分に賭博依存症に対する処置も、それを受け入れる医療施設についてもほとんど顧みられることなく、一体何がうれしくて、独裁を振るうのか、皆目わからない。

  オスプレイが落ちても、何の反発も見せることなく、事故後、すぐに飛行再開を許すという暴挙。そして、沖縄に対する上から目線のUSAと同等の位置から、というより、USAの腰ぎんちゃくのような態度で沖縄を扱う無礼千万な政府、防衛相、防衛省。

  1000兆円をとっくに超えた借金を無視して、世界のあちこちに出かけていっては、にこにこと握手してお金をばらまいてくるという幼稚な外交手段。

  国会答弁での、やはり幼稚な態度。すぐムキになり、自分の劣等感を隠蔽する態度。あの人ほんと、爺さん(岸信介)や、東大卒に対して言い知れぬ劣等感を持っていることが見てとれる。

  とにかく挙げたら枚挙に暇がないほど、現首相の幼稚さ、未成熟さ、裸の王様ぶりが目につき、耳につくというのに、一体誰が、支持しているのか?

  国民に人を見る目がないのか、メディアが腐りきっているのか、私はどうしても合点がいかない。トランプ、プーチン、そして安倍さん、この3人は単なる三馬鹿大将にしか見えないのだが、このブログの読者はどう思っているのか、知りたい。