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2017/01/09

死の商人に支えられた安倍政権

  昨日の新聞に出ていたが、武器を作っている会社、武器関連の会社からの政治献金が安倍政権になってから飛躍的に伸びているということがわかった。あの安保法案(戦争法案)をあれだけ熱心に強行採決してまで通したのは、政治献金してくれる企業に対するお礼だったのだね。

  死の商人の前に屈服する金の亡者。それが安倍政権の実態。どんなにきれいごとを言っても、このおっさんの演説、気分が悪くなる。それもその筈、心にもないことをいけしゃあしゃあと演説してるからだよね、あちこちで。

  憲法改正(改悪)に意欲を示しているといったって、その内容のお粗末さ。どこをどういうふうに変えていくのか、何が問題で、何を言いたいのか、細部にわたって検討するとういうこともなく、とにかく始めに改正ありきなのだ、この人は。

 あれだけUSAのポチ(ポチに悪いね、このたとえ)に成り下がっているというのに、なぜ憲法はNoなのか。彼の論理によれば(論理にもなってないけど)、あの憲法はUSAの押し付け憲法だと言うのだ。全くこの人は歴史をとことん勉強してこなかった。何もわかっていない。憲法の成立に日本人のリベラル派が熱心に関わっていたこと、明治憲法のときに完全に無視された、自由民権思想も取り入れられていること、そういうバックヒストリーを全く理解しているどころか、ねつ造に近い形で歴史を歪曲しているのだからね、このおっさん(もう少しで準高齢者だけど)。

 三権分立、司法の独立、立憲主義、こういった民主主義の根幹に関わることに、この人、呆れるほど無知なんだよね。こんな危険人物、野放しにしている今の日本のメディア、世論調査に関わる人々、いわゆる地元の支持者、そして一般国民。どうかしてると思うよ。

 自民党の良識の欠如、野党の非力ぶり、もう本当にいい加減にしてほしい。2017年になって、まだ安倍一色が変わらないというこの日本の現実に嫌気がさしている人は結構いるはずなのに、表に出てこない。

 元ジャーナリストで、今は大学教授に成り下がった連中の安倍ファンクラブには、もう何をかいわんやだ。腐りきっている。与党のスポークスマンになっている時事通信の準高齢者、安倍の拡声器と言われている日本テレビの青山某、安倍のそばから離れないNHKの岩田某おばさん記者、枚挙にいとまがないほど、みんな安倍まみれ、金まみれ、死の商人サポーターと言ってもいい連中だ。

  ああ、年頭から怒る私も最近疲れてきた。疲れてきたけど、やめるわけにいかない。既成のマスメディアの不甲斐なさに黙っていられないものね。

  今年も怒りまくるぞ。

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