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2026/06/11

「目線」と「視点」

   最近、「視点」と言うべきところを「目線」という人が増えている。聞くたびに、どうも嫌な感じがして、ここで取り上げる。

 「目線」というのは、元々、芝居用語で舞台や映画などで演技者の目の向いている方向・位置・角度のことなどを指す。ものの見方、捉え方で使う場合は、「上から目線」=相手が立場が下だととらえて見くだしたような態度をとること、といった場合に使われる。

 ところが、最近は「視点」という意味で、「目線」と言う輩が増えた。なぜ、「視点」と言えないのか。もしかしたら、自分の立場を曖昧にしたくて、「視点」という確固とした表現をとらず、「目線」という曖昧模糊とした表現になるのではないか、とGamilaは考える。

 テレビやラジオの出演者の言語能力の劣化が本当に深刻だ。常日頃、聞こえてくる言語はいつのまにか定着してしまう。Gamilaは、そういうことに抵抗しつつ、適切な日本語の使用に努めようと思うのである。


2026/06/03

デジタル・デトックス

  韓国旅行中は、スマホでメール確認、カカオトークで友人との連絡など、日々デジタルのおかげで過ごす日々だった。

 帰国してからは、毎日新聞、東京新聞の購読に加え、留守中取りおいてもらっていた2か月分の2紙の消化に追われ、スマホの出番は格段に下がった。

 さらに愛聴していたラジオ番組ー文化放送のラジオマガジン、TBSラジオのSessionーにも復帰したので、ああ、これが日常なのねと再認識しながら、デジタル・デトックスの快感に浸るのである。

 指でひょいひょいスクロールするスマホの世界で、世の中の真実に辿り着くことはほとんど不可能だ。新聞記事の気になる報道をじっくり読むことで得られる事実の蓄積は、何物にも代えがたい。

 新聞各紙の記者たちの努力の賜物といえる記事の一つ一つを家に居ながらにして読めるありがたさ。そして、この新聞を毎朝、毎夕、自宅まで届けてくれる新聞販売店の地道な活動に支えられていることを今更ながら思うだ。

 デジタル世界を利用するだけ利用して、国民に何の説明もしない、中身空っぽの現政権の胡散臭さもまた、再認識する今日この頃である。

2026/05/31

Lomo とG君

  2017年以来のソウル。羽田ー金浦は、成田ー仁川よりはるかに高くつくが、しかたない、成田は、釜山に行くときに利用するから、今回も羽田発。

 スマホにしてから、写真は専らスマホで撮るようになってしまったが、まだフィルムが残っていたので、Lomo-LCAも一緒に持って行った。4月4日、9年ぶりに写真家のG君とソウルで再会した。彼はLomo Shopのマネージャーをしていたこともある。余ったフィルムでG君も写してみようと思った。

 家人と3人で、G君にお昼をご馳走してもらった。9年ぶりの我々を見て、とても元気そうなので、本当によかったと、何度も言った。私たちも彼がほとんど変わることなく生き生きしているのを見て、うれしかった。考えてみれば、彼のご両親と我々がほぼ同世代なのだ。9年ぶりに息子に会ったようなものだ。こちらもうれしくて、はしゃいでしまった。

 Lomo-LCAを取り出して、G君を撮ろうとシャッターを押したら、G君が言うのだ。「電池がないみたいですよ。赤い光が出なかった」と。あれ、またもドジッた。電池が切れているのも知らないまま、過去に30枚近く撮影したと思い込んでいた。

 Lomoは当分、お預けだ。G君によれば、「もはや、韓国でフィルム写真を撮っている人は、ほとんどいませんよ、ましてや、Lomo Userはいなくなりました」。

 2002年にLomo-LCAを購入してから20数年。フィルム写真はデジタル写真に移行し、携帯のカメラも格段に性能がよくなった。今、フィルムは36枚撮りで数百円、1本現像すると1000円近くする。アナログで写真撮影を続けることは、かなりの出費になる。そして何より、スマホのカメラとアナログのカメラの性能の違いがあまりなくなった。

 Lomo-LCAのレンズは色彩に敏感に反応すると聞いた。その色彩感覚に魅せられて私はLomoを選んだ。しばらくはLomoを手放さずにその魅力を見極めてみようと思う。



2026/05/27

荷物の多さがGamilaを苦しめる

  リフォームも無事終わった。ナフサ不足に見舞われながら、塗料のためのシンナーも何とか確保できたと工事担当者からメールが来た時には、こんなところにもホルムズ海峡封鎖が影響したのかと、驚きを覚えたのが、4月中旬のことだった。

 5月中旬に引っ越しセンターに預けていた荷物も無事届き、壁紙、天井、床がすっかり新しくなって、見栄えは新築みたいな部屋に家具を設置し、耐震処置を施してもらい、やれやれ、あとは、100箱近い段ボールの整理に取り掛かればよいのだ。と、ここまでは何の問題もなかったように見えた。 

 問題は、段ボールの中身だった。番号を振って、中身をメモしていたので、毎日少しずつ、元の場所に収納しているのだが、家を出る前に、数多くのファイルをあたふたとそのまま詰め込んでしまったために、このファイルの整理に目下、苦闘している。それと、フィルム時代の膨大な写真。えいやっと捨てるわけにもいかず、ファイルと写真の処理は、今後の課題として先々までGamilaを悩ますだろう。

 そして、思いの外多かった衣類である。日に日に暑くなってきた昨今、冬の衣類を見るのもかったるいのに、まあ、その量の多いことと言ったらない。1年の半分以上が夏になって、季節も冬と夏の二つしかなくなった。春・秋物はもう必要ない時代になったのかもしれない。

 とにかく、自分のためにもミニマリストを目指して日々整理していくしかないと大反省した「リフォームその後」でした。

 あ、そうだ。先日から見始めた韓国ドラマ「レディの品格」の原題は、「워킹 맘 육아 대디」(ウァーキング・マム、育児ダディ)でした。Gamilaが知っている役者はほとんどいなくて、唯一見たことあるのは、이경진という女優さんだけだった。彼女、70歳ぐらいになっているらしいのだけど、昔見ていた頃とあまり変わっていなくて、びっくりしました。



2026/05/22

新しく見始めた韓国ドラマ

  以前、TVKで見ていた「狂った愛」を最後の部分をほとんど見られなかった。リフォーム工事、韓国旅行を無事終えて、部屋の片づけに翻弄されながら、TVKをつけると、4月から、同じ時間帯の韓国ドラマが始まっていた。

 2016年MBC制作「レディの品格」。10年前の作品だが、主婦の自己実現、夫の育休など、今どきの夫婦の課題満載のドラマ。登場人物のコミカルな演技に笑うことしばしば。当時、半年ぐらい続いたらしく、連続200回を超える長丁場。早朝の楽しみとして時々Gamila日記でも取り扱うことにした。

 出生率が1.0を下回り、日本より少子化に悩んでいる韓国の育児事情もわかって面白い。



2026/05/17

ラインとカカオトーク

  今年からスマホに切り替えて、ライン、カカオトークに登録した。ラインは、広告が多すぎる。ニュースなども、芸能ニュースが中心で、驚くほどくだらない情報を、あちこちから集めて配信していることに呆れるばかり。大いなる時間の無駄だし、スマホ依存者をますますアホにするのではないか。

 それに引き換え、カカオトークは、広告の類が一切ない。自分のページも整えやすいし、スマホで撮った写真も、好きなように使えて便利だ。

 韓国滞在の折には、カカオトークのおかげで連絡がスムーズに出来た。帰国後も韓国の友人たちとなんとなくつながっているような気がして、気分もいい。次回以降もカカオトークの恩恵に預かるだろう。

 ところで、ラインが広告料で運営されているのに対して、カカオトークの運営資金はどうなっているのだろう。どちらも韓国の企業だ。もう少し調べてわかったら、ここで報告する。

2026/05/12

マスメディアは何してる?

  帰国後、TVを見てると、京都の小学生殺人事件、部活遠征時のバス事故など、ほとんど毎日のように同じ内容を繰り返し報じている。当事者の責任能力について、ああでもない、こうでもないと、言っているだけで、もっと大切なニュースがあるだろうにと、不思議な気がする。

 本来、野次馬的ワイドショーであるにせよ、急激な物価高、石油原料の入荷不足による現場の異常事態、そして何よりも高市政権の無能力ぶりに、メディアはどこも触れない。国会中継を見る限り、高市政権が何もしていないことは明白で、これほど中身のない、やる気の全く感じられない政権が未だかつてあっただろうかと、憤慨しているGamilaとしては、歯がゆさを通り越して、メディアに対して、諦めのようなものさえ覚えるのだ。

 世論調査というのも信用できない。調査の質問項目自体に問題があるのか、調査を受けた庶民がアホなのか、USAべったりの高市政権に対して、相変わらずの高支持率なのだ。本当とはとても思えない。

 NHKを始めとして、民法のニュースでも、国会前の憲法改正反対のデモについて、ほとんど報じない。国会前だけではなく、全国津々浦々で、反高市の声が上がっているのに、これに対しての分析さえ行われていない。

 先日、統一教会主催の合同結婚式がソウルであったらしいが、これに日本から、何百組も参加したとのニュース。統一教会が相変わらず宗教活動をしていることに驚いた。

 統一教会と深い関わりを続けている自民党、そして高市早苗という胡散臭い、女性の顔をした男性優位主義の人物が総理大臣を続けている限り、日本は愚かなまま、戦前回帰の道を行くばかりだ。

 マスメディアの劣化、ジャーナリストの劣化の中、AIだけが、知識を増やして、跳梁跋扈していくのだろうか。