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2026/05/03

読むところがない、読売新聞

  全国紙で購読者数が最も多いのが、読売新聞だそうだ。一般家庭はもとより、近所の病院、ホテルなど、大概、読売新聞が置かれている。営業が強いのか、朝日、毎日より群を抜いて行き渡っている感じだ。

 これほど内容もお粗末な全国紙がなぜ普及しているのか、不思議でならない。巨人ファンが多いからか。新聞によって、世の中のとらえ方は、全く違ってくるのに、読売ほど政権べったりの新聞、見たことない(産経新聞は、報道メディアとして考慮してない)。悪貨は良貨を駆逐するってやつか。

 これほど、社会の木鐸から遠い新聞があるだろうか。それが日本の新聞購読者を席捲している。報道の自由度、世界で62番目だったか、またもや前回より落ちた日本。新聞さえ読まず、官邸広報と化したNHKニュースを見て、SNSをスクロールする。これじゃあ、政権支持が増えたままなのは、しょうがない。

 PS. 今日は憲法記念日。今の日本人には、もったいないほどの憲法をもう一度読み直してほしい。

2026/05/02

機内で見た映画の話

  ①어쩔수가 없다(しあわせな選択)。あの박찬욱監督の2025年作品。이병헌と 손예진が夫婦役。二人とも役柄を楽しんでいる感じ。なんといっても이병헌がいい。映画のテーマが後味の悪い、いつもの박찬욱監督作品だけに、時々笑いを誘う彼の演技には、笑いの底に哀しみさえ覚えるほどだ。

 Gamilaが박찬욱映画を見るのは、「親切なクンジャ氏」「パラサイト」に次いで3本目だったが、いずれも残酷さと後味の悪さで、なるべくなら見たくないと思われる作品ばかり。もちろん、この映画、原題「どうしようもない」は、原作がアメリカの小説を基に、現代韓国の実態を鋭く描いたものではあったが、ほかに解決策はなかったのだろうか、わずかばかりでも希望を見たかったのになあと思ってしまった。

 ②TOKYOタクシー。山田洋次監督。木村拓哉、倍賞千恵子ほか。木村拓哉の演技を見るのは初めてだったが、思いの外、芸達者だと思った。倍賞千恵子は安定している。その声は相変わらず明晰明瞭。役柄に多少不自然さを感じたが、脚本・監督の山田洋次の思いは全編に流れている。戦前から戦後の東京の変容、ひとりの女性が年を重ねていく過程など、94歳になる山田の思いとうまくリンクして、説得力のある高齢者映画として完成していると思う。

 ③グランメゾン・パリ。監督:塚原あゆ子、2024年作品。パリで三つ星レストランを目指す若きシェフの奮闘を描いた。パリでのロケも迫力があったし、出演者のフランス語がけっこう上手なのに驚いた。韓国人料理人だけが韓国語をしゃべっていた。木村拓哉は彼の韓国語も理解している感じ。TBSドラマ、グランメゾン東京から出発した映画らしいが、娯楽作品としてはまあ楽しめる。

 ④그시절 우리가 좋아했던 소녀。2025年、조영명:脚本・監督作品。1986年生まれの高校生の話。2004年高校卒業までの高校生活、卒業後の軍役、就職に至る、ごく普通の韓国の若者の日常が優しいタッチで描かれている。10代後半の男女の成熟度の格差も感じられて、微笑ましい印象だった。





2026/04/30

9年ぶりの韓国、総括

  9年ぶりの韓国。春のソウルは柳絮の綿がふわふわ飛んでいて、おまけに中国からの黄砂もひどくて、日本に比べると、飛来物に満ち満ちた春を味わった。

 地下鉄に乗ると、みんなスマホに熱中して、車内は静かなことこの上ない。老いも若きもひたすらスマホにのめり込んでいる。たまに高齢者がスマホで遠慮なく電話していて、声を落とすということはない。

 日本からは、WAWOOパスを用意していたので、現金を使うことはほとんどなかった。WAWOOの充電器もホテル、デパートなどに設置され、交通カードも兼ねているので、便利だった。

 安全性を考えて、通信は海外使い放題にした。一日800円ぐらい。これでカカオトークも簡単に使えるので、友人との連絡はこれで済む。

 今年から、急遽スマホに変えたGamilaとしては、スマホのおかげで韓国滞在がスムーズ便利になったわけだ。もうスマホのない生活は考えられなくなった。20年に及ぶガラケー携帯はすっかり過去のものと化し、スマホの恩恵に浴していくしかないのよね。パソコンとスマホの二刀流でやっていきます。

 街の様子で変わったことといえば、やたらスタバが増えていたってことかな。東京以上にスターバックカフェがあちこちに出来ていて、どの店もそれなりに流行っていた。イタリア系のPASCOOCUIもあるにはあったけど。

 最後に。9年ぶりに会った友人たちは、ほとんど変わっていなかった。40代、50代、60代、それぞれに年数は経っているけど、面差しもほとんど変わっていなかったし、キャラクターももちろんそのままだった。コロナ禍を経て、彼ら彼女らが、とにかく元気でいたことを今更のように喜びたい。


2026/04/28

韓国では、日本の地震のニュースと反高市デモについてのニュースにほとんど接することができなかった。

  先日の震度強の地震と津波のニュース、たまたまNHKにしていたら、ほぼ一日中津波警報の情報が出っぱなしで、びっくりした。韓国のTVニュースではほとんど扱われていなかった。

 それと、高市政権に反対するデモ。これもNHKのBS国際ニュースでは、見事に報道されなかった。Face Bookで知るのみで、国会前に3万6000人も集まったなんて、これまた驚いた。憲法改正の話、殺傷能力のある武器輸出の解禁など、高市政権のひどい政治感覚に呆れてしまったが、NHKは報道しない。政権に忖度する報道機関など、いらない。受信料返してほしい。

 留守中の新聞を取りおいてもらっているので、帰国したら、山のような新聞と格闘しなければならない。果たして、この間の現状が把握できるだろうか。心もとない。

 いずれにしても、高市首相の無知蒙昧な政治感覚には、いい加減嫌気がさしているGamilaとしては、帰国したら、国会前に行って、高市政権打倒の市民に加わりたい。こんなひどい政権見たことないよ。民主主義のかけらもない。独裁ですよ。

 日に日に人相が悪くなる高市さん、あなたは、女性の敵です、はっきり言って。

2026/04/27

礼儀知らずの中高生

  久しぶりに雨の中、バスに乗った。乗った路線には有名中高校がある。下校時間と重なってしまったので、中高生の態度の悪さに、とにかく驚いた次第。傘から雨粒がポタポタ落ちてくるのにもかまわず、傘をバスの床に近い方に降ろさない。座っている側からすると、膝のあたりにポタポタが落ちてくる。こちらは、傘はバスの床に置いているのに。

 バカでかい荷物を背負った中高生。背負った荷物が大きく揺れるのもかまわず、片手でスマホ操作に集中している。荷物が座っている高齢者の顔に当たってもおかまいなし。びっくりするやら、呆れるやら。「しょうがねえなあ」と私は思わずつぶやくばかりなのだ。

 一体全体、どういう躾や、学校教育を受けているのだろう。偏差値が高いことと、周囲に目配りする知恵があることは、どうも関係ないらしい。高い偏差値のまま、競争に勝って、いい大学に入って、卒業した後、彼ら彼女らは、なんの疑問も抱くことなく、エリート街道を進んでいくのだろうか。

 人間性のかけらもない、スマホ周囲のみ見つめる、視野の狭い、愚かで可哀そうな人々の群れを見て、こりや、日本の未来はどうしようもないなあと思っちゃうんだよね。私って悲観的すぎるかなあ。

 無知蒙昧の首相の支持率がなぜ高いのか、全くわからない。わからないけど、今の中高生を見ていると、一事が万事、あらゆる面に劣化現象が現れているような気がするんだよね。



2026/04/02

日本は交通費が高い!そして、JRと私鉄のつながりの不便さ。

  韓国から戻ってくると、日本の交通費の高さに今更ながら腹が立つ。JRも3/15から大幅値上げしたし、パスネットを充電していても、あれよという間に、残高が減っていく。

 交通費の高さに加え、電車の乗り降りの不合理なことと言ったら、ない。例えば、蒲田駅。ここは、JR、京急、東急と3つの路線が交差しているのだが、連絡が悪い。駅を出て、10分くらい歩かなくてはならない。雨降りのときなど、不便この上ない。蒲田駅が改善される兆しは、ない。

 次に、品川駅。JRと京急の駅だが、京急からJRに乗り換えるとき、中途半端に階段があるのだ。そのために、スーツケースの乗客は、小規模のエレベーターに乗って、乗り降りしなければならない。この階段、どうにかならないものなのか。どうにもならないから、中途半端なエレベーターを設置したのだろう。

 JRと京急のつながりも、非常にわかりにくい。京急から出口を間違えると、そのままJRに入ってしまうものだから、もたもたしていると、JRの出口を出ようとすると、入場券160円がかかる。京急品川駅を出るつもりなら、高輪口を素直に出るしかない。出て、新幹線口に進むと、品川アトレに出る。ここも、新幹線乗客が多いのか、スーツケース客でごった返している。

 JR品川駅と、京急品川駅の不合理なつながりとわかりにくさ。海外からの利用客も多いだろうに、この対応の悪さが改善されるという話はあるのだろうか。

 PS.韓国でも、BS国際NHKを見ていたから、高市首相の中身の全くない答弁に、あきれ返るばかりで、もう、いい加減にしろと思っていたが、一時帰国して、毎日のように高市首相の無知蒙昧さ、トランプの、これまた無知蒙昧な姿に、もう、これはダメだ!という思いを強くしたね。

2026/04/01

9年ぶりのソウル 新世界百貨店

  2017年2月以来だから、9年ぶりのソウルになる。前回は日韓交流誌の編集、発刊が主な目的だったが、今回は、自宅のリフォーム工事期間を利用しての韓国旅行。特にスケジュールも決まっていなくて、気が楽だ。今年からようやくスマホ・デビューしたので、韓国の友人たちとは、カカオトークで連絡が可能になった。

 1週間、天気にも恵まれ、東京よりは朝夕冷えるが、ケナリの花も満開で、ソウルの春を謳歌できた。到着翌日、親友のヒョッチャに会った。ちょっと太っていて、以前よりふっくらした分、可愛らしくなっていた。2025年、リニューアルした新世界デパートの4階で抱き合って再会を喜んだ。

 彼女おすすめのブティックに入り、ブラウスや、夫のカーディガンなど選んでもらった後、 14階の食堂街に上がり、冷麺を食す。2万ウォンぐらいのムルレンミョンだったが、とてもおいしい。テーブルに置いてあったお酢も、高級なお酢だということで、これを少し垂らすと、ネンミョンの味も格段によくなった。 

 9年も会わなかったので、積もる話に話が咲く。2020年から始まったコロナ禍のせいで、海外旅行が復活したのも、この2,3年のことだ。彼女の知り合いの中にはコロナで亡くなった人もいたらしい。コロナを越えて、こうして元気に再会できたことは、お互い運がよかったからだと、改めて何かに感謝するしかないと思った。

 その後、下の階に下り、カフェでゆっくりおしゃべりした。木曜日にご主人が仕事を終えてから、また4人で会う約束をして別れた。

 新世界デパートは、金持ちの中国人旅行者で賑わっていた。ブランド品ばかり集まった新館が出来て、食堂街も充実している。植民地時代の三越がこのデパートの前身だが、規模も驚くほど拡大し、渋谷の西武が撤退するというニュースを聞いたばかりだったので、この違いはどこから来るのだろうと不思議な気がした。