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2011/01/07

アジュモニからの電話

 年が明けて2日、ソウルのアジュモニから電話をもらった。彼女は日本語で、私は韓国語で年頭の挨拶をした。子供時代に日本語を習わされていた世代だから、私と話すときは日本語を使ってみたいらしい。普段使っていない日本語を流暢に話す。 

 韓国は旧正月を祝うしきたりなので、年末年始の長い休みなどなく、元日が過ぎればいつもの日常が始まる。今年は珍しく土日が休みと重なった。  

 アジュモニは月曜日から土曜日まで毎日地下鉄に乗って、ソウル中心部の仕事場に通っている。韓定食の店だと聞いたが、具体的に何をしているのかわからない。今年77歳を迎えるが電話から聞こえてくる声は元気がよく、14年前に私がソウルに暮らしていた頃と変わりがない。

 「いつソウルに来るの? 話したいことが山ほどあるよ」  このところのソウルは零下12,3度が続いている。暖かくなったら会いに行きたい。