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2013/12/28

Mr.憲法違反 

 またもや、開いた口が塞がらない。戦犯が祀られている神社に公用車で行き、不戦の誓いをたてただって? わかりやすく言えば、ヒットラーの墓に参って冥福を祈るようなものじゃないか。

 韓国や中国じゃなくったって、腹が立つ。

 あの人は存在そのものが憲法違反だ。学校で歴史をきちんと勉強してこなかったらしい。卒業した高校の歴史の教師が「あんなに、民主主義と憲法に対して無理解だとは呆れた」という談話が新聞に載っていたが、やはりそうだったのか。

 特定秘密保護法案の強硬な決め方、集団的自衛権の拡大解釈を見ても、日本がいつのまにか戦争に加担していく道筋が出来つつある。何が積極的平和活動だ。平和実現のための戦争など存在しない。

  直接手を下さなくても、ゲーム感覚で戦争に参加した兵士(ピン・ポイント攻撃)が、帰国後、心的ストレス症候群に悩まされると聞いた。戦争に大義名分はつきものだ。正義のための戦争なんてない。被害者はもちろん、加害者まで傷つくのだ。

 それにしても、日本のマスメディアは、マス「ゴミ」に成り下がったものだ。あらかじめ知らせを受けて、首相官邸から靖国までの映像をご丁寧にヘリコプターでしっかり映したんだものね。英雄気取りのミスター憲法違反に対して、今後、果たしてどこまで追及できるだろうか。