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2016/06/20

報道の自由度世界第72位

 報道の自由度が2010年に世界11位だったものが、今年、72位に落ちたそうだ。自由にものを言っても、拘束されたり、罰せられたりしないのに、こんなに落ちたのはなぜだろうか。                                      
 本当の意味でのメディアが、存在しなくなったからだ。テレビのニュースやワイドショーを見ても、政権批判がほとんどない。平気で二枚舌を使う首相についてほとんど非難しない。
                                      
 舛添問題は追及しても、甘利問題の追及はない。これらはすべて週刊文春のスクープで、新聞、テレビの地道な取材はなかった。ジャーナリストもジャーナリズムも死んだようなものだ。 
                                 
 超高齢化社会、少子化に対して何の対処もしない。福祉の切り捨て、1050兆円を超す膨大な赤字は10代、20代の人にしわ寄せがくるだけだ。目先のことしか考えない、こんなひどい政治が今まであっただろうか。
                          
 世界最悪の福島第一原発事故は今の日本を象徴している。目先の利益しか考えずに、子供たちの未来を奪ったようなものだ。