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2008/11/23

予定と現実の間で、11/15(土)雨

 韓国人の知り合いに何か頼み事をしたとする。彼らは大概OKしてくれて、「何の問題もない。Aも可能だし、Bだってある、うまくいけばCの可能性もある...etc」話は限りなく拡大していく。そう言われれば期待してしまうのが人の常。でも私はかなり前から「話半分」の対応を身につけているのである。
 「約束」にしたって同じことだ。「いついつに、これこれのことで伺いますが、ご都合はいかがでしょうか」と、事前に打診して快諾されたとしても、実際出向くと、超忙しい状態だったりして、「それだったら、そう言ってよ」と私は口をとんがらかすのだ。でも相手が初対面の人だと、そうもいかない。いつもの韓国スタイルだとさっさと諦めてしまう。私のためでもある。

 というわけで、11/14の金曜日にメイン・テーマの取材をなんとか終えて、翌土曜日、OMくんとの約束だけなので、気楽な気分で久しぶりにオフィステルでゆっくりした。朝から冷たい雨が降って、前日までの穏やかで暖かな日々から突然初冬へと季節が移行したような日だった。
 「土曜日は12時で終わるから、そうですね、お昼は別々になるけど、2時以降には市内で会えます」と電話で聞いたのが、2,3日前のこと。午前中に何の連絡も来ないので、文字メッセージを送ってみた。「今日に限って仕事が伸びて、まだ終わらない。この調子だと、夕方4時くらいになりそうだ」との返事。こちらもこの間の蓄積疲労で頭がちょっと痛い。食欲だってない。午後はTVを見ながら、ゆっくり過ごした。
 OMくんは、京畿道にある会社に勤務しているので、江南だったら30分くらいで来られても、私が泊まっている麻浦(マポ)まではちょっとかかる。雨はますます激しくなり、低気圧のせいか、頭痛もひどくなってきた。
 4時半くらいに連絡があり、今、ようやく地下鉄に乗ったので、5時半には着くだろう。何番出口でしたっけと言う。麻浦まで来てもらうのも大変なので、光化門の教保文庫で会おうと提案した。そこなら私も15分くらいで行ける。
 地下鉄5号線で光化門へ。土曜日の教保文庫は人でごった返している。相変わらず頭が痛いので、書店奥のカフェで待っていた。6時を過ぎても現われないので電話すると、「駅を間違って降りてしまった。今、鍾閣から走っているところです」なんでまた途中で降りたのか、それも地下鉄1号線、まったく何を考えているんだか。
 で、結局6時半にやって来て、「朝から何も食べていない、さあ行きましょう」と言ってせかせかと鍾路の方に向かって歩いていくのだ。
 ソウルに着いたときに、どこか行きたいところがあれば考えといて下さい、などと言っていたのに結局今回は夕飯を食べるだけになってしまった。でも私は驚かない。無事会えただけでもめっけもんである。
 1年半ぶりに会うOMくんはすっかり明るい雰囲気になっていて、社長にも可愛がられているらしい。失業、転職、失業、アルバイトそして就職と、知り合って5年になるこの青年の転戦ぶりをずっと見てきた私としては喜ばしいことこの上ない。

 あとはヨジャ・チングとうまく巡り合えればいい。週末ごとにソゲッティングに出向いているとのこと。携帯に収めた、次回会うことになっている女性の写真を見せてくれた。まあまあ可愛い。性格良さそうだと言うと、身長が160センチないんだってと言う。性格良ければ関係ないじゃないと言っておいた。それと、約束時間を決めるときは無理のないように余裕を持って決めなさい、今日みたいだったら、いくら仕事がらみでも女性に逃げられるわよ。はいわかりました、と言ってニヤッと笑った。
 次回は、ヨジャ・チングにも紹介してほしいな。

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