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2009/03/28

テメエら、人間じゃない。

 時代劇で憎っくき相手をバサッと切って、中村錦之助がこう言うのだ。「テメエら、人間じゃない!」。実際にそうできたら、痛快だろうと思われる出来事が最近増えてきた。 
 
 愛知の中学校で、妊娠した担任教諭を「流産させる会」というのを作って、実際に給食に毒物を入れたという事件が発覚した。会員は16名。教師から何らかの注意を受けたのを逆恨みして、こんな物騒な会を作ったという話だ。その発想がこわいよね。近頃の、図体ばかりでかくなった中学生、一体何をを考えているんだか、ここまで来ると、ついていけない。ついていく気は全然ないけどさ。  

 いや~、昨日も私見ました。地下鉄の中で、超自己中の若者(バカ者)を。ホームにある危険防止のドアがあるよね。これを通って、閉まりかけている地下鉄のドアを、傘と手で押し開けたのよ。不気味だったよ。ドアの隙間から覗いた手のポーズと、傘。嫌な予感がしたんだ。 

 ワンマンカーの地下鉄だよ。駅員が慌てて運転手に合図して、急遽ドアを開けるように指示を出した。図体ばかり大きなマスク男が乗ってきたよ。悪びれもせずにね。この一件で地下鉄は1分出発が遅れたね。  

 マスク男が席についたとたん、車内アナウンスが流れた。「駆け込み乗車は大変危険ですから、絶対にしないようにして下さい。今回は特別の処置をしたのです。今後、絶対にこんなことがないようにお願いします」。私恥ずかしくて、目の前に座ったマスク男の顔を見られなかったよ。しばらく目をつむっていたんだ。 

 そしたら、直に妙な音がするのよね。目を開けたら、件の男、耳にはi Podのイヤホーンしちゃって、その耳元からガンガン音がもれてくる。その上に、そのラップミュージックを自らも歌っているのよ。よしてよ、まったく。ひょっとして、さっきの恥ずかしくなるような車内アナウンスを聞いてなかったってこと? 聞いていたけど、シラを切るために、こんな愚行に及んだってこと? わからない。

  私は「ちょっと、うるさいわね。あんたのせいで電車遅れちゃったのよ。その反省もなしに、今度は騒音公害かよ。」と、頭の中でどなっていた。目の前に座った、ターミネーターまがいの男、気味が悪いったらない。でも、亡くなった父の言葉を思い出して、自重したのよね。  

 「相手を見て、物を言いなさい。そんなにいきり立って物を言ったら、刺されるぞ」。そうなのよ。最近は、常識が常識で通らなくなってきたし、どんな変質者が街をうろついているかわかったものではないよね。正義を訴えて通用する世の中ではなくなってきたのよね、かなり昔から。 
 
 ターミネーターといい、愛知の流産会といい、頭の中は人間とは思えない輩がのさばっている世の中だ。今時の教師は勇敢でないとなれないね。教師に深く同情するのだった。

2009/03/26

Samantha James

 音楽専門のブログから、サマンサ・ジェイムスという歌手の存在を知った。韓国のネイバーではまだ試聴することができない。欧米の音楽はやはり日本の方が情報が早い。早速、ネットで調べて、ダウンロードした。  

 Right Nowという曲、なかなかイカシテル。柔らかい女性ボーカルだが、ハウスミュージックの一つらしい。BGMで流しても邪魔にならない。独特の世界だ。なんと言ったらいいだろう。先の見えない霧の中にいるという感じ。リズムはグルービー。まだ一般には知られていないようだ。MySpace.comでサマンサ本人がブログを持っていることを知り、早速購読メンバーに入れた。Riseというアルバムも良さそうだ。アーティストの中にはMySpaceをそのまま公式ホームページにしている人も多い。偶然とは言え、そこにもブログを作っていて良かった。  
     久しぶりにお気に入りの音楽に出会えた。そのうちCDを手に入れよう。



2009/03/24

この頃の新聞について。

 前にも言ったかな。新聞記者の質が落ちてきたってこと。記事の基本である5W1Hも満たされていない、とんでもない記事だってある。書く側ばかり妙に自己陶酔して、読むこちらはしらけてしまう記事もある。新聞の基本は、正確さである。情にほだされて、自己満足しているような情報はいらない。事実をなるべく多くの視点から客観的に書くこと。これは不可能に近いが、記者たるもの、それを目指すべきだ。 

 
 経済欄のコラムに光るものがある。きらっと光る視点が新鮮な場合がある。よくよく調べてみると、筆者は新聞社の人ではなく、財界人だったりする。コラムは字数が短いだけに、そのよしあしが嫌でも表れる。質のいいコラムニストはまだ日本には少ない。コラムだけで食べていけたらどんなにいいだろう。 

 韓国の新聞について。いわゆる三大新聞、朝鮮日報、東亜日報、中央日報は全滅だ。三紙は政府寄りの右傾化新聞として韓国社会では嫌われている。この三紙は日本語ページを持っているが、芸能界のことはともかく、政治、経済についてこれらを鵜呑みにしてはいけない。  

 インターネットの発達でゲリラ的ジャーナリズムも跳梁跋扈しているが、一般の日本人はなかなか接することができない。ハンギョレ新聞、京郷新聞などに多少見るべきものがあると言われているが、私はよくわからない。  

 インターネット配信の日本のニュース。その中で、あのMSNはサンケイと提携したので、かなり偏った情報が流れている(以前は毎日と提携していた)。読売、サンケイと言えば、はっきり言って、右寄り右翼と考えた方がいいだろう。朝日はインテリが好む新聞だが、それほど鋭い視点があるとは思えない。むしろ保守的権威主義的である。しばらく購読した結果、そういう結論に至った。天声人語の質はがた落ちだ。なぜここから入試問題が出されるのかわからない。  

 早い話が批判精神をもって新聞と付き合うしかないということだ。事実は一つではない。しかし、真実は一つだ。そう思って、今日も紙面に目を光らせるのだ。

2009/03/21

新聞。

 久しぶりにラジオを聞いた。久米宏の「ラジオなんですけど」。今日のテーマは「あなたは新聞を読みますか」。インターネットの普及と、この所の経済状況の悪化で、新聞購読者が減っているという。私は夕刊の愛読者なので、新聞のない生活は考えられない。でも、背に腹は替えられないと、月4000円弱(2025年現在、4900円)の購読料を節約する人が出てきたとしてもしょうがない。 

 新聞配達をしながら学校に通う二人の青年が登場。朝刊配達のため、二人とも毎朝2時に起きる。6時には配達終了。学校に行くまでの(一人は明治大学3年生、もう一人は読売系の機械専門学校生)約2時間、朝食を取りながら新聞を読んだり、授業の準備をしたりするという。 

 夕刊配達のため、二人とも3時以降の授業は取れない。夕刊を配り終わり、翌朝2時起きに備えて早く休む。こういう生活をしている人たちのおかげで、私は安楽に自宅で好きな新聞を読めるんだなあ。 

 二人の月収は手取り10万円から14万円。一人は読売の寮に入っているし、もう一人は販売店に住み込んでいる。目下二人とも就職活動をしている。機械専門の人は自動車会社への就職を希望しているが、これは至難の技だ。明治の子は、故郷青森に戻り、地元での就職を考えているとか。ラジオから流れてくる二人の青年の知的な声を聞くと、日本もまだまだ大丈夫そうだなと思ったりする。  

 朝刊を隅から隅まで読むと、ゆうに1時間半ぐらいはかかる。これに夕刊を加えると、一日に得る情報量は半端なものではない。旅行に出て、戻ると朝刊、夕刊が山のように溜まっている。これを次から次へとこなしていくのはけっこうな労力だ。でも紙面から得られる情報は何ものにも替えがたい。昔に比べると、記者の質が落ちてきたが、たまにいい記事に出会うと得をしたような気分になる。






2009/03/19

イラク開戦って何だったのか。

  朝刊の目次に「明日でイラク開戦6年」という見出しがあった。6年前と言えば、留学先の晋州で、とうとう開戦するのかという何とも重たい気分になったことをありありと覚えている。当時は、ノ・ムヒョン政権だったが、発足2年目にして、野党による弾劾裁判要求があって、これまた何とも重苦しい空気が流れていた。日本も韓国もUSAの同盟国として、イラクに参戦した。なんとまあ愚かな話だったことか。

 
 イラクの核施設疑惑はガセネタだとわかり、戦争につきものの大義名分の胡散臭さを再認識させられたものだ。今だって、関係諸国はなんの反省もしていない。USAの代償はあまりにも大きく、その傷は、何十万人にも及ぶ「イラク派遣兵士の脳挫傷」という、この上もなく残酷な結果を招いた。言うべき言葉もない。「脳挫傷」。どんなにひどい衝撃を受けたのか想像を超える。

 戦争が終わっても、後遺症は終わらない。こんな馬鹿げた戦争を仕出かしたブッシュの愚かさにはこれまた言葉もないが、それに何の見識も持たずにホイホイと乗った日本、そして韓国。いつまでUSAのYES Manでいるつもりなのか。考えることをやめたら、結局、戦争の愚かさが繰り返されるだけだ。

 あれから6年。韓国も政権が変わり、日本は何人目になるのか忘れたが、誰に代わっても、愚かな首相であることには変わりないままだ。韓国の李明博はイ・ミョンバクという名前のアルファベットをもじって、2MBと呼ばれ、ほとんどの国民から支持されていない。

  USAの傲慢な経済政策の大失敗に端を発したこの度の経済危機も、なるべくしてなったという感があるが、韓国経済も日本経済もすぐさま連動して、未曾有の危機である。危機はチャンスだというスローガンの下、この際、自然淘汰されて、本当に質のよいものだけが生き残っていけばいいと思うのだが、いやあ、驚いたね、USAの某保険会社の幹部のボーナスが6億円だってさ。オバマが腹を立てるのも当然だね。狂ってるね、ほんとに。

2009/03/15

2カ月ぶりに美容院へ、そしてマーシャルのこと。

 気温はさほど高くはないが、日が射して春の陽気だ。2カ月ぶりの美容院。いつものようにショートカット。目をつぶって切ってもらっている間に、晋州で通っていたマーシャルの美容室のことを思い出した。マーシャルは、どうしているだろう。相変わらず店はゴタゴタして、おしゃべりなアジュモニたちで賑わっているんだろう。留学の2年間、毎月1回通っていた、中央市場に近い韓方薬局の3階にあった古びた美容院。1階の薬屋からいつも漂っていた漢方薬の匂いと、支払いを済ませたあと、ニッっと笑って、「いつでも遊びにおいで」と言ってくれたマーシャルの温かいまなざしが忘れられない。結局、カットの日以外に彼女を訪ねたことは一度もなかった。慶南サトリの強いマーシャルと対話が成り立つとも思えなかったし、月に一度、彼女の顔を見れば、私はそれで満足だった。 

 春が来て、晋州の乾燥した春も思い出した。山火事があちこちで起きて、大気は極端に乾燥し、喉の弱い私はいつも春に寝込んだものだ。たいして熱が出るわけでもないのに、喉の痛みといつまでも続く乾燥に身体がついていけなくなるのだ。ワンルームでひとり横になっていると、異国の空の下、私はひとりなんだなあとしみじみとした気分になる。ひとりでいることをこよなく愛するにしても、やはり今でも大陸の春の乾燥を思い出すと、そこはかとない荒涼とした気分に浸れる。 

 チンダルレが咲いて、ケナリのまっ黄色の大群に圧倒され、サクラが咲き始めると、晋州は暑くなってくる。その陽射しの強さは、韓国南部特有の日の光だ。冬もさほど寒くならず、オンドルの温もりに怠惰な日々が流れていく、そんなことを美容院の椅子に座ったままありありと思い出して、近いうちに晋州に行きたいという衝動にかられた。

2009/03/14

Macに挫折した。

 ハードとソフトが一体化したマッキントッシュの世界は、私からすると、閉じた世界だ。かなり排他的で、デザインの完成度のみにすっかり自己満足したアップル社の態度に腹が立つだけだ。
 
 8年前にパソコンを始めたとき、ウィンドウズにするか、マッキントッシュにするか、少しは悩み、知り合いに相談もした。当時からマッキントッシュは少数派。互換性を考えたら、やはりウィンドウズに落ち着いた。Windows 98からスタートして、 Windows XPはかなり完成度の高いOSに成長したと思う。韓国語、日本語の変換も昔のことを考えたら、雲泥の差である。多言語対応のXPは完成度が高い。

 右クリックの存在しないマウスなんて、マウスではない。何を考えているんだろう、アップル社。ウィンドウズのExplorerに当たるのが、マックの Saphari なんだけど、このほかにOperaという窓も開く。当初、サファリでダメなら、オペラを使わざるを得ないサイトもあった。サファリ一つで対応できないということは、それだけマックが不完全だということだ。

 音楽は出ないは、コメントの書き込みは見えないはで、これは私のパソコン・ライフとは相容れないと判断。マックは家人に譲った。

 さて約1週間ぶりにウィンドウズの世界に生還して、私は満足だ。あの不自由な日々は何だったのか。自己完結したアップル社のナルシズムよ、さよなら。マック & アップル社、勝手に自己完結してなさい。