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2014/07/02

4泊5日のソウルから戻って

 3年ぶりにソウルに行ってきた。銀行口座の処理が主な目的だったので、ソウル行きを知らせた友人は数人に絞った。

  韓国の銀行から日本に送金する手続きはそれほど複雑ではないのだが、通帳を作ったときと、今とではパスポート番号が違うので、本人証明に少し時間がかかった。
 
 定宿にしているレジデンス一帯は、不動産屋ばかりが増えていて、以前よりゴミゴミした感じになっていた。麻浦道路に面しているので、車の騒音も思いの外ひどかった。考えてみれば、夏場にソウルに行くことがなかったので、車の騒音一つとっても身体にこたえた。

  食べたもの。冷麺、コンククス(大豆をこしたビシソワーズに麺)、麻婆ご飯(中華食堂)、焼き肉...と、日本にいるときと比べたらすごい量の食事が続いた。最後の晩は、腸が悲鳴をあげて、ペタリ.ナッソヨ(お腹をこわした)。

  友人たちは、すっかり太った人、疲れ切った感じの人、変わらず元気な人...とさまざまだったが、気のいい点では誰も変わっていなかった。

  戻ってきてから、東京の湿度の高さにうんざりしている。夕方になると涼しい風が吹いていたソウルの街角を思い出しては、またぞろソウルに行きたくなっている自分に気がつく。

2014/05/31

スマートフォンにしてみたけど。

 スマートフォンにしてから2ヵ月ちょっと。
  なんだかなあ。

 ニュースをいろいろ見るとか、メールのチェックなどできるにはできるけど、
一日一回、PCで見ていればそれで済んでいたのよね。

 携帯のメールは打ちにくい。そもそも携帯メールの相手はそれほどいない。ラインでおしゃべりする気もないし。

 1つだけよかったことは、母の「見守り携帯」に加入したことかな。以前より、母の安否がシンプルにわかるようになったからね。

 それでも携帯の使用料金は高いわね。海外でのパケット料金もすごく高いみたいだし。

 何よりも気に入らないのは、携帯の写真。使い勝手が悪くて、画素数が1300万ぐらいといっても、ガラ系の携帯の方が、ピントを合わせやすかったしね。スマートフォンのカメラは勝手にシャッターがおりるときも多々あって、なんだかせわしないのよね。あと2年経って、いまいちだったらガラ系に戻るかな。

2014/05/09

近江兄弟社とロート製薬

 最近、いきつけのドラッグストアーに行っても、近江兄弟社のリップクリームが置いていない。その代わり、ロート製薬のものばかりがずらっと並んでいる。ロート製薬が使っているナイチンゲールを模したトレードマークは、その昔、近江兄弟社の商標だったと記憶しているのだが。

 ウキペディアで調べた。なんと、1988年に、近江兄弟社が破綻し、メンソレータムの商標ごとロート製薬に売却していたのだ。メンソレータムは元々アメリカの製品だ。それを近江兄弟社が特許を買って、会社の目玉商品にしていた。今では、男の子(ウィリアムテルの少年時代のような)のマークで、製品名もメンタムとして、細々とやっているらしい。

 私がこのブログで先日紹介したばかりの近江兄弟社だったが、店頭から品物が消えているということは、会社自体の存続も怪しくなる。

 ロート製薬のほんのり色つきリップクリームは、ほかのメーカーの追随を許さず、何種類も並んでいる。コーラル系とピンク系があって、必要以上にトロトロした感じの製品に力を入れているようだ。
                     
    http://www.mentholatum-lip.jp/products/

 近江兄弟社は永遠に消えてしまったのか。ちなみにロート製薬の創立は近江より20年くらい早い1890年代で、これまた老舗の一つだった。近江はどうなったのか。お家騒動でもあったのか。何だか気になる。

2014/04/21

近江兄弟社

 昔、メンソレータムと言って、ちょっとした傷なんかによく塗っていたものがあった。確か丸い蓋に白地で紺色の文字とナイチンゲールの肖像があって、何かというと使っていたような気がする。
 
 近江兄弟社はメンソレータムを始めた会社だ。ところが、最近発見したところ、ナイチンゲールの肖像が少年に変わっていて、名前もメンタームとなっている。これには何か事情があったとしか思えない。
 
  現在、ドラッグストアでメンソレータムで展開しているのは、ロート製薬である。ロートが近江兄弟社を買収したのか、あるいはもっと他の事情があるのか。
 
 私は近江兄弟社のリップクリームを愛用している。ほのかに色がついて、ピンクのチューリップのデザインも可愛らしい。このところ、口紅はつけずに、これだけで済ませている。

 ところが数あるドラッグストアに行っても、このリップクリームになかなか会えないのだ。消費税が上がる前に、一度、スマイルというドラッグストアでまとめて5本ほど購入したが、その後このリップクリームは姿を消した。

 市場を占拠しているのは、ロート製薬や、もっと知られているメーカーのものばかりである。近江兄弟社の営業力が弱いのか。「近江兄弟社の」と言って探してもらうか、注文してもらうしかない。

 下に近江兄弟社のURLを貼っておく。会社創業の背景や、現在も続けられている「何かいいことをしよう」という精神には頭が下がる。まずは創業者アメリカ人ヴォーリズ(1880-1964)とその妻、一柳満喜子(ひとつやなぎ・まきこ1884-1969)の社会福祉に対する試みと実践に注目してほしい。

          http://www.omibh.co.jp/
           

2014/04/17

STAP細胞の周辺事情

  理系のアカデミズムの前近代的な事情が暴露された感じだ。

  そもそも、剽窃(盗作、コピぺ)の噂がある早稲田大学理工学部の博士論文についても、博士号を出した早稲田側の話が見えてこないし、早稲田を踏み台にして、ハーバードに遊学を果たし帰国後、理研でユニットリーダーとしてSTAP細胞の研究を任された小保方さんのこの数年の足取りも、なんだか怪しい雰囲気に充ち満ちている。

  理系は徒弟制度の中で、共同研究論文の共同執筆に加わるのは本当に至難の業だそうで、30そこそこの女性がハーバード大のSTAP細胞研究の権威である教授に可愛がられ、帰国後それを利用した、つまり直接教授の手ほどきを受けた小保方さんという存在を利用した、理研側の事情も何だか情けない気がしてならない。

  昨日会見した小保方さんの直属の上司である理研の副所長の笹井某の言い方を聞いていると、STAP細胞が発見されたときとは打って変わってまるで「手のひらを返した」ような態度で、上司としての責任のみを強調しているようにみえた。小保方さんは、研究者の生命を絶たれるが、この笹井某という副所長は理研の権威にあぐらをかいて、この先もSTAP細胞という夢の細胞の開発研究を続けるらしいことは、マイクの向こう、顔色一つ変えないしたたかな記者会見を見ての私の感想だ。

  上司としての責任などなく、あくまで小保方さん一人の責任に転嫁している。彼女の実験ノートを逐一チェックをしなかったことだけを嘆いてみせるということに終始していた。

  理研というところは、戦前は原爆の開発にも当たっていたそうだ。いわば、国策実験理化学研究所ということなのだろう。未だに権威があるということなのか。笹井某は京都の山中さんのライバルでもあったそうだ。

 要するに今回の暴露事件での一番の被害者は小保方さんだ。マスコット人形のように利用されたということだ。利用された小保方さんにも隙があったのは確かだろう。男性優位の徒弟制理系アカデミズムで生き残るために彼女が失ったものは計り知れない。

 祖母からもらった割烹着を着て、ピアスをしてけなげに実験にいそしむというマスコット人形を売り出したのは、ほかでもない、笹井某の策略だったという話も最後に付け加えておこう。

2014/04/12

太陽油脂株式会社

 私は結婚以前も以後も、合成洗剤を使ったことがない。合成洗剤は、石けんではない。石油系の何ものかを合成して作り上げる、私からすると、非常に胡散臭い代物である。

 例を挙げると、花王の出しているものとか、P&Gのものとか、製品名で思いつくのは、アタックとか、消臭防止付きの洗剤とか、とにかく「石けんではない」ものどもである。「白いものをさらに白く」とか、「油汚れに強いアタック」とか、要するに合成洗剤は、地球を汚すもののうちの最大消費剤のうちの1つであると言っても過言ではない。
 
 私が多少高くても、粉石けんを使用しているのは、川をこれ以上汚したくないからである。石油製品は本来この世に存在しない化学製品だから、もうそれだけで、着実に自然を汚染する元凶である。

  元宝塚の天海なんとかが白い歯をむき出しにして、アタックのCMで叫んでいるが、「清く正しく美しく」が宝塚のキャッチフレーズなのであれば、アタックと契約なぞするべきではなかった。タレントの多くは深い考えもなしに、事務所の言うままにCM出演をするのだろうが、自分の芸で身を立てているのであれば、むやみにCM出演するのはいかがなものかと思う。ちなみにあの藤山寛美は「ご贔屓筋あっての自分だから」という理由で、すべてのCM出演を平等に断ってきたという話である。
 
 「白いものは」は、時が経てば、黄ばむし、漂白剤が人体に安全だと思っている人はいないだろう。「太陽油脂株式会社」のURLを見れば、一目同然であるが、とにかくこの会社は、自然を少しでも破壊してしまう合成洗剤に堂々とNOの声を挙げて、孤軍奮闘してきた会社である。

 まずはホームページを見て、この会社の奮闘ぶりをよく見てほしい。

         shop.paxnaturon.com

                  

2014/04/10

Gamilaお薦めの企業

  世知辛い世の中、消費税も8%に上がり、その消費税の行方が福祉の方にちっとも回っていかないという怒りと哀しみで私は本当にこの国にいるのが嫌になりました。
 それでも、少しぐらいは気分が明るくなるようにと思い、私が推薦する企業の紹介をしようと思います。その企業姿勢には頭が下がるほどです。

 今のところのラインナップは次の通りです。

近江兄弟社(リップクリームなど)

太陽油脂株式会社(ナチュロン石鹸など)

2014/04/04

今治タオルとヘム技術者

  日本には世界に誇れる高品質の製品=ブランドが多い。今治のタオルもそのひとつ。
その肌触り、色、デザインには海外からも注目されている。

  タオルの製造には、ヘム(タオルの縁かがりか)の技術者が必要だそうだ。今、その技術者が圧倒的に少なくなって、地元今治ではヘム技術者になるための養成技能講座が開かれているほどだという。

  養成技能講座が全国展開していったら、どんなにいいだろう。内職を求める家庭婦人、軽い認知症を患った高齢者にとって、利益を得られるほかに、手を使っての作業が何がしかの刺激になるような気がするのだ。「昔取った杵柄」ということだってある。

  地方自治体と今治の協力が全国展開していったら、世界に誇る今治タオルを支えることにもなる。やる気を出せば、日本のブランドが守られるのだ。いい話ではないか。










2014/03/10

奢れる者は久しからず ③ 資生堂の墜落

 これは、2009年に書いたブログです。

 墜落と言ってもJALではない。JALは徐々に凋落して、ついに消えてしまったこと、誰でも知っているよね。さて、資生堂という巨大市場。巨大とはまさに中国市場を指していること、これまた誰でも知っているよね。

 日本列島と中国大陸では、気風、風土が違いすぎる。高温多湿の日本と、乾燥、そして黄砂の国とでは自ずと皮膚感覚が違ってくる。もちろん香港などは年がら年中高温多湿で、多くの日本人が押しかけては「日本と風土が似ている」とアホな言葉を交わしたりしていることも私はよく知っている。ただし、夏場は違う。香港の夏は「寒く乾燥している」。唖然とするような冷房のせいである。

 「Gamila、夏場は香港勧めない。行ったらアカン。風邪引くのが落ちよ」。そんなこと言われなくたって、私は香港、マカオなんぞに用はない。ついでに言っておくけど、夏の台北、避けた方がいい。これは自らの体験に則って言っている。

 さて、資生堂に話を戻す。基本的に日本女性は化粧をしなくなった。せいぜい恐怖の紫外線に対する対策として私などは仕方なくUV Cutクリームをちょこっと塗って後は口紅のみ。私のようにずぼらな女性、増えてきたのではないかと想像する。だって、いろいろ塗りたくったら、面倒な洗浄が待っているではないの。洗浄したらまた保湿クリーム塗って……。

 ということで私は近頃「ズボラナの粋」を極めてしまった。そう、毎日すっぴんで暮らすのだ。UV Cutともおさらばして、資源ゴミにゴソッと捨てた快感を想像してみて下さい。あっついでに言うと、まぶたに塗るアイシャドウの類は、近い将来「くすみ」の原因になるそうですよ。「くすみ」で妖艶さを表現したい人は勝手になさって下さい。

 中国に資生堂が大々的に進出したニュースを見て、私は思ったのだ。中国人用の新開発商品でないと駄目だね、中国人は顔の大きい人がけっこういるからその消費量たるや半端ではないね、そして化粧品が原因の皮膚病が蔓延するだろうって。Googleに次いで資生堂が中国から撤退する日も近いんじゃないかな。「知らぬが仏」の中国人に最後に言いたい。資生堂製品は石油系物質もしくは化学製品のかたまりであることを。

奢れる者は久しからず ②早稲田の凋落

2017年1月30日

 これは、2009年に投稿されたブログです。最近の文科省天下り事件に呆れ果て、敢えてこのスキャンダルに晒された早稲田に対する怒りの感情をぶつけてみたくなり、更新しました。


 まず、早稲田には医学部がない。総合大学と称しているにもかかわらず、昔から医学部がない。21世紀になっても創られるという話も聞かない。なぜだろう。医学部創設に関しては莫大な予算を要する。でもライバル校と称している慶応には昔から医学部が存在した。しかも最先端医療をはじめとしてその質は社会的にも高い評価を受けている。

 次に学費の高さである。慶応ボーイの異名をとる慶応よりも学部によっては早稲田の方が高くつく。なぜだろう。大隈講堂、大隈庭園に隣接するホテルリーガルは等価交換方式で早稲田の持ちビルに入っているが、このホテルが儲かっているとはついぞ聞いたことがない。年々上がる学費は諸施設に当てられるにしても狭いキャンパスにニョキニョキとそそり立つ大学ビルディングを見るにつけ、昔学んだ「集約農業」を思い出すのも私だけではないだろう。文学部も変わった。戸山校舎の通称国連ビル、記念会堂、冬は寒さに震える181教室(ボイラーが午前中に機能するので、午後遅くから夕方にかけては、講義のつまらなさに加えて、ひたすら寒さに耐えるしかないのだ)、その他諸々の施設が雨後の筍のように建て込み、広々としたキャンパスとはおよそ縁のない戸山キャンパスである。

 ここに最近、「文化構想学部」というなんだか訳の分からない学部が新設され、従来の文学部は一文、二文が統合され、「働きながら通学していた」、例えば吉永小百合などのようないわゆる勤労学生を排除し、結局戸山キャンパスは「文学部」と「文化構想学部」の2つになったらしい。「文化構想」とは一体何なのか私にはよくわからないが、いわゆる偏差値で言えば、従来の文学部を上回る人気ブランドとなっているらしい。

 卒業してもしつこく郵送されてくるのは「寄付金のお願い」封書である。ご丁寧に高額寄付者の名簿までついてくる。私は個人情報の類を破り捨て後は紙資源ゴミの袋に投げ入れるだけである。

 医学部がないためにいわゆるアフターケアもないし、卒業したからといって来るのは寄付の催促ばかり。明らかに早稲田は凋落の一途を辿っている。

 学生一流、講師(非常勤)二流、そして専任教授三流(施設は度外視)という定評が昔からあるにはあったにしても、さて21世紀の早稲田、生き残り続けるだろうか。

 某漫画に「馬鹿田大学」と書かれているのをよく見かけるが、まさにその名の通り「馬鹿だ、馬鹿だ、馬鹿だ、馬鹿だっ、ばっか~だ~」と嘲笑されてもしかたないのである。

2014/03/03

体重増加、筋力低下

 筋力は年齢とともに着実に落ちていく。20歳の筋力を100とすると、年1%ずつ減少して、60歳のときは筋力が40%も減少する。
 超高齢化社会で問題になっているのが認知症とロコモティブシンドロームだ。前者については、個人の努力では限界があり、アリセプト以降の、劇的に効く薬の開発・承認が待たれる。

 後者については、これは個人の努力しかない。特に女性は閉経後、女性ホルモンの減少に伴い、今まで守られていた骨量が減少の一途をたどり、骨そそう症で骨はスカスカになり、転んでしまえばたやすく骨折する。

 大腿骨骨折は意外に室内での転倒で起こる。寝たきりにさせないように緊急手術が行われ,それに続くリハビリ生活が待っている。リハビリに励んでも、限界はおのずとあり、ADL(Activities of Daily Life)=日常生活動作の質は確実に1段階落ちる。伝い歩きをしていた人は杖の生活に、杖の人は車椅子になるという具合である。

 転ばないためにはどうしたらいいのだろうか。日頃、身体をよく使って、筋力を蓄えるのがいい。歩くだけでは、筋力はつかない。片足立ち、腹筋、膝周囲の筋力維持など意図的に筋力をつけていこうとしなければ、ADL低下は免れないのだ。

 このところの冷えと、国会中継から受けるストレスなどで、膝の痛みが出るようになった。膝が痛いと、歩くのが苦痛になる。歩くのが苦痛で、筋トレは2の次になる。当然、筋力は衰える。体重は増える。体重の負荷によりさらに膝が痛む。お決まりの悪循環だ。

 ということで、QOL(Quality of Life)を改善して、ADLの維持に努めるべく、私の筋トレが始まったのである。つらいこと、この上ない。

2014/02/28

旧石器人のたたりか?

  あまりにも時代錯誤的な考えの持ち主であるところの、埼玉大学名誉教授、長谷川なにがしについては触れるつもりがなかったが、やはり無視できない。

 日の丸、君が代をこの上なく愛し、病的とみえるまでの天皇崇拝者。年齢は67歳ということらしいから、厚労省の昔の区分では、前期高齢者。

 国家公務員は憲法を遵守することを誓ってその任に当たるという話なのだが、これいかに?

 旧かなづかいをお好みのようだが、容貌(三白眼)も、頭の中身も、私から見ると、旧石器人だ。

 旧石器人なら旧石器人らしく、肉体労働をすべきではござひませんでせうか?

 国立大学の教師として登用した文科省と、NHK経営委員に推薦したお友達であるところの安倍首相の見識を疑う。そもそも見識を期待するのが無理という気もするが。

 最近、従来の常識では考えられない事どもが次々に明るみにされて、私、毎日頭から湯気を出している。で、とうとう原因不明の熱に悩まされている。何かのたたりだろうか。

2014/02/25

NHKの偏重放送、放送法違反の人々

 あのNHK会長、反省するわけないよね。自分では間違ったことを言っているという意識がないのだもの。放送法に則って経営していくと言ったって信じられるかいね。放送法の何たるかもおよそ理解できない脳みその持ち主に、かなり偏った考え方をする経営委員の面々。

 はっきり言って、受信料払いたくない。

 本来だったら、NHKは受信料を払っている人一人一人に文書で、今後の本当のところの方針を伝えるべきだ。その方針次第では、受信料は払えない。

 右肩上がりの経済成長の中で商社勤務してきた、このおっさん、何もわかっていない。全く質が悪いったらないね。

 受信料を払っている我々に会長の罷免権がないのなら、経営委員の罷免権はあるのだろうか。安倍首相の任命責任は大きい。自分と同じ価値観の狭量、極右のお友達委員、約9名。何とかならないものだろうか。

 NHK受信料不払い運動が全国的に展開することを切に願うのみである。

2014/02/23

浅はかな言動

 先日誕生したばかりのマスゾエ都知事。東京オリンピックの参考にとソチに行くんだってね。税金使って。

 「史上最高のオリンピックにしたいですね」と誇らしげにのたまう。何なんだ、時代錯誤もはなはだしいこの感覚。

 いや、それってもしかして、史上最高の「気温」の中でのオリンピックってことなのかな。それだったら、妙に納得しますがね。

2014/02/06

巧言令色少なし仁 

 国会中継を見て、少数野党の非力ぶりと、自民党の横柄な態度に腹が立つのは私だけではないだろう。正義も良心もありゃしない。数を頼みの誠実さのかけらもない首相の答弁。

 フクシマを置き去りにし、沖縄に負担を押しつけて、馬鹿でかい国立競技場建設には惜しげもなく金をつぎ込もうとする無神経さ。

 TVは正直だ。人間性がもろ画面に出る。それなのに、勧善懲悪の掟がまかり通らないもどかしさ。

2014/01/29

恥を知りなさい、NHK会長!

 一体どうしたら、あんな教養のない、愚かで品のない話ができるものなのだろうか。

 NHK会長としてではない、個人としての考えだったと言ったところで、一度口にした言葉は消えるものではない。個人としてなら、記者会見するほどの人物でもなかったろうに。馬脚を現したものだね。

 NHKは国民の受信料でまかなわれ、国会でその予算が承認される公共放送だ。あんな、品位を欠いた会見をして、恥ずかしげもなく、会長の任に当たるというのか。選んだ経営委員会も何を考えて選んだのだろう。

 経営委員に安倍首相の「お友達」が多いという話だが、「朱に交われば赤くなる」を地でいったようなものだ。

 まじめなドキュメンタリーを作っているスタッフもいるだろうに、これでは彼らの努力も浮かばれない。

 幼稚な首相に愚かな放送局トップ、そして政府の広報と化したマスメディアの人々。いつか鉄槌が下されるだろう。

2014/01/12

Mr.憲法違反 2

 靖国で不戦の誓いをしただって? 不戦の誓いを本当にする気があるんなら、沖縄か広島か長崎に行って、するべきではないのか。当時の政府がもたもたしていたから、沖縄で地上戦があったのだし、原爆も落とされたのだ(もっともアメリカは原爆実験=マンハッタン計画を実行したくてうずうずしていたという経緯があったにせよ)。

 要するにMr.憲法違反には、先の大戦の反省がないのだ。反省もなく、不戦の誓いをすること自体が土台無理というもの。

 おまけに年明けて、アフリカ諸国を歴訪しては「死の商人」をやっている。福島第一では汚染水の問題は解決していない。複雑な地下水脈に汚染水が侵入して、海にだって流れ出ている。安全神話は完全にくつがえされたというのに、インドや中東に原発を売ろうとしているなんて狂気の沙汰としか思えない。

 日本のインフラだってガタガタなのに、なぜ外国に何十億もの金をばらまくのか。少子高齢化で税収は先細り、福祉は後回しになるのは目に見えているのに、金遣いの荒いこと!

 私たちは、Mr.憲法違反の派手なパフォーマンスにごまかされることなく、10年先、50年先、100年先の現実を想像する目を養わなければならないと思う。