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2014/03/03

体重増加、筋力低下

 筋力は年齢とともに着実に落ちていく。20歳の筋力を100とすると、年1%ずつ減少して、60歳のときは筋力が40%も減少する。
 超高齢化社会で問題になっているのが認知症とロコモティブシンドロームだ。前者については、個人の努力では限界があり、アリセプト以降の、劇的に効く薬の開発・承認が待たれる。

 後者については、これは個人の努力しかない。特に女性は閉経後、女性ホルモンの減少に伴い、今まで守られていた骨量が減少の一途をたどり、骨そそう症で骨はスカスカになり、転んでしまえばたやすく骨折する。

 大腿骨骨折は意外に室内での転倒で起こる。寝たきりにさせないように緊急手術が行われ,それに続くリハビリ生活が待っている。リハビリに励んでも、限界はおのずとあり、ADL(Activities of Daily Life)=日常生活動作の質は確実に1段階落ちる。伝い歩きをしていた人は杖の生活に、杖の人は車椅子になるという具合である。

 転ばないためにはどうしたらいいのだろうか。日頃、身体をよく使って、筋力を蓄えるのがいい。歩くだけでは、筋力はつかない。片足立ち、腹筋、膝周囲の筋力維持など意図的に筋力をつけていこうとしなければ、ADL低下は免れないのだ。

 このところの冷えと、国会中継から受けるストレスなどで、膝の痛みが出るようになった。膝が痛いと、歩くのが苦痛になる。歩くのが苦痛で、筋トレは2の次になる。当然、筋力は衰える。体重は増える。体重の負荷によりさらに膝が痛む。お決まりの悪循環だ。

 ということで、QOL(Quality of Life)を改善して、ADLの維持に努めるべく、私の筋トレが始まったのである。つらいこと、この上ない。

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