短気というのは私の場合こういうことだ。相手に誠意が感じられなかったり、頭がそれほど良くないのにそのことを自覚していない相手だったり、いわゆるお役所仕事に対して、めっぽう腹が立つのである。
今朝も腹を立てた。私が暮らす東京都某区の区役所に、放置自転車のことで電話をしたら、
「あ、その道路の管轄はうちの区ではなくて、東京都なんです。恐れ入りますが、都の方に電話していただけますか」だって。
電話しないよ。今、私から詳しく話を聞いていたはずの「あなた」が直接東京都の道路なんとかにお電話なさったらよろしいんじゃないかしら?と、かなり怒りを抑えながら言ったのだ。相手はその微妙なな嫌味にも気づく感性の持ち主であるはずもなく、ひたすら「管轄が違う」と言い張る。私も負けてはいない。
「そうやって、たらい回しすんじゃないわよ」(いつのまにか、けんか腰)。
「お宅から直接今の話を都に伝えられない事情があるなら、説明していただきたいわ」。
相手曰く「都の方から細かいことを聞かれた場合、お客様のように詳しくは説明できないからです。前もって見ているわけではないですからね」
「見に来い」と言ったところで、管轄の異なる通りまで視察に来るわけでもなし。
「とにかく、今こうしてお伝えたしたことが事実のすべてなのです」
ということで、東京都にはこのアジョシが「電話してみることにします」と、まるで「清水の舞台から飛び降りる」ような決心をして、私の怒りに対処したのである。何かあった場合のことを考えて、私の連絡先と名前を教えてくれと言うので、それには従った。
何よりも腹が立つのは、放置自転車である。近所に駐輪所がいくつもあるのに、狭い歩道をさらに狭くして、車道側のガードレールに寄っかからせて横並びにずらっと並べているのだ。数えてる暇なぞなかったが、30台以上はあった。駅前の放置自転車がようやく解決してきた矢先のこの暴挙。自分勝手な日本人が増えたね。まったく。
3 件のコメント:
お役所仕事に誠意を求めるのはおよしなさい。たとえ、そのサイトに苦情を書いたところで誰も目を通してくれないでしょう。
お役所の窓口という所は精神衛生上非常に悪い所だからできるだけ行かないようにした方がいい。それでも行かなければならない時は、窓口の人を大人の人間と思わないように。5才以下の子供だと思って接してください。窓口の人も本当の5歳児も扱うのに非常に高度な忍耐と試練が必要です。何を言われてもグッと歯を食いしばり、頑張って無事に事が終ったら、自分をうんと誉めてあげましょう。誰かに話しても、ブログに書いてもいい。 みんな役所の窓口の無能さをよく知っているから、心から納得してくれるはずです。
まあ、私だったら、人が見ていないところで、石を詰めた紙屑かスリッパをその窓口の人に向かって投げつけていたろうな、きっと。
匿名さん、我々の血税で彼らは食ってるんだから、当然誠意のある仕事ぶりを求めるは当然でしょう。地方税の高さ、びっくりものです。扶養家族が少なかったりなぞしたら、えっ~~~と気絶しそうなぐらいの税金です。
税金の無駄遣いは今に始まったことではないけれど、仙台のオンブズマン機構のように、我々にはしっかり監視する義務と権利があるのよ。
無能さを呪うより、少しでもマシな官僚行政になるようにチェックするのが、我々有権者であることを忘れない方がいいと思います。
結局、今日現在、東京都の道路なんとかという所からも、区からもなあんの返事もなく、自転車は相変わらず放置されたまま。放置されているのは、自転車だけではなく、お役所仕事だったのかもしれない。税金、返してくれ~~! 9/25
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