「梅雨明け十日」というのは本当だったね。この10日間は連日35度前後の猛暑日。昔の人の言葉には説得力がある。今日は30度を越さない。まさに慈雨だ。熱された大地が幾分かは冷やされればいい。ああほっと一息の慈雨に感謝。
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2010/07/29
2010/07/20
2010/07/15
人のふんどしで相撲をとる
早朝、時計代わりにTVをつけると、新聞記事にやたら線を引いて、それを丸読みしてはなんだかんだと言っている。自称「報道」ワイド番組だ。人が取材したものをそっくり読むだけで番組が成り立つなんて。TV界の人間の質の悪さに今日も音を消す。マスメディアの質の低下は目を覆うばかり。読んでいる人、情けないと思わないのかしら?
2010/06/23
2010/06/08
マクベスの森
家の裏手に有名進学校がある。ポプラ並木に覆われているのだが、冬は葉っぱが全部落ちて、校舎の大部分が見える。それが春が過ぎ、あっという間に蒸し暑くなった最近は葉っぱが生い茂り、建物が見えなくなっている。いつの頃からか、我が家では「マクベスの森」と呼ぶようになった。
今日見たら、森が4割がた出来上がって、見るからに頭の良さそうな生徒たちがいるであろう校舎の半分以上が隠れてしまっている。毎年の風景なのだが、今年はやけに未練がましくその光景を見つめてしまうのだ。
これで秋が来て、葉が落ち、ポプラの枝が天空に晒される頃には2010年も終わる。2000年が始まったとき、10年後の2010年という年をまったく想定しなかった。そもそも21世紀なんてまだまだ先のことだと思っていた。友人の子供たちはすっかり成長し、親はすっかり老い、家では85歳以上の老親を3人も抱えている。そんな日が来るなんて10年前には考えだにしなかった。
聡明な人間なら先のこともきちんと想定して日々を堅実に過ごしていくのであろうに、私ときたら、結局その日暮らしのいい加減さにくるまれている。「マクベスの森」はある意味恐怖の森だ。決して乗り越えることのできない時間という壁が急に胸に襲ってくるので、やりきれない。
関東地方もそろそろ梅雨に入るのだろう。
2010/06/06
彼らはどうした?
4月末、ソウルであったKくんは、会った次の週に会社面接があると言っていた。うまくいったら連絡してねと言っておいたのだが、何も連絡なし。落ちたのかな。昨年9月に大学を卒業し、銀行に入ったものの、あまりに労働時間が長くてこれでは身体がもたないと、やめたとのこと。それからはアルバイトをしながら就職の機会を窺っていた。
残業がなくて、少なくとも週1回は休みたい。日本では当たり前のことが韓国ではまだまだそれを実現している人の方が少ない。とにかく世界一労働時間の長い国が韓国なのだ。週40時間労働(週休2日制)なんて夢のまた夢なのだ。だから過労死だって多いし、転職なんて当たり前の世界。
もう一人Mくん。彼は過労で胃炎になり、しばらく故郷で静養したあと、元の会社に再入社(こんな言葉があるのかよくわからない)した。その後どうしているのか。お釈迦様の誕生日(今年は5月21日)をはさんだ連休も終え、ソウルの会社に復帰したはずなのだが、どうしているのかよくわからない。
日本は景気悪いけど、韓国は市場を最初から外国に求めているので、基幹産業は着実に伸びている。だから経済は上向いているのだが、会社単位で見ると、どこも超難関の就職市場となっている。
20代のKくんも30代のMくんもまだまだ未来は開けているのだが、世間はそれほど甘くない。気がかりな二人の青年の行方。そのうちわかったらまたここで紹介する。
2010/05/30
明日で5月も終わるね。
4月は肌寒い日が続いたし、1年ぶりにソウルに行ったし、なんだか落ち着きのない日々だった。5月に入っても天候は安定しなかったし、雑誌の郵送に明け暮れているうちに、もう明後日から6月だ。なんだか早い。というより年々時が速く過ぎていくのかもしれない。
久しぶりに会った母は、順調に老け込んでいた。80歳を過ぎると、半年、いや3カ月で体力の衰えが目に見えてはっきりしてくると言う。そうかもしれない。そうかもしれないとすぐに理解できるほどこちらも年を取った。最近87年とか89年生まれの人と知り合う機会があったのだが、なんだか宇宙人のように思える。肌は確かにすべすべだし、余分な脂肪もついていないけど、頭の構造がどうなっているんだか、何を考えているのかおよそ見当がつかない。
彼らにとっては1年が長いだろう。先のこともあれこれ深刻に考え込んだりしないだろう。自分の20代初めの頃を思い出そうとしても何も思い浮かばないところを見ると、きっと漫然と目前のことだけ考えて暮らしていたように思う。
20代よりも80代の方が身近に感じられるということに愕然とする日曜日でした。
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