突然の訃報に言葉もない。長年、ラジオを友としてきたGamilaにとって、久米宏は主要パーソナリティーのトップに数え上げられるラジオの人である。
久米宏は、永六輔の土曜日朝の番組レポーターとしての活躍(1970年代)から始まって、2020年「久米宏のラジオなんですけど」に至るまでの約半世紀にわたるラジオ・ライフを常に面白可笑しくリードしてきた立役者だったのだ。
TBSラジオフリークだったGamilaは、最近は文化放送に宗旨替えをしたばかりだったが、それと前後して、久米宏は惜しまれながら、「久米宏のラジオなんですけど」から消えていった。この番組の終わり方は、突然のようにも思えたし、やっぱり、そろそろ限界なのかなと聴いている方も諦めさせられるような終わり方でもあった。
その後、ラジオからインターネットに舞台を移して、ネットで彼の健在ぶりを確かめていたものだが、「いつラジオに戻ってくるんだろう」、「東京オリンピックにあれだけ反対していたけど、その後どうしているだろう」、「コロナ禍で、どうしているだろうか」、「安倍政権が終わって、ダラダラと自公政権が未練がましく続いて、岸田政権の消化不良のような広島サミットが終わって、石破政権がどっちつかずのまま1年続き、何のポリシーもないくせに、決して目が笑っていない怪物のような高市政権が生まれ……」といった、もう、呆れて口もきけない政治状況のニッポンで、久米宏なら何て言っただろう、どう評価しただろうと、いつもGamilaの思考回路の奥に彼が存在していたのである。
いつまでもハンサムで、声がよくて、ブラック・ユーモアを愛する、ひとりのジャーナリスティックなパーソナリティーがいなくなった。
最期に好物のサイダーを一気に飲んで亡くなった、自分を貫き通した人生だったと、夫人の久米麗子さんが発表された。
類まれな反骨精神に恵まれた人、久米宏。彼は素敵な配偶者にも恵まれていたんだなあという思いを強くした。
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