核の廃絶がライフワークだと言って、ヒロシマを利用し続ける岸田首相、G7の国々が長崎の平和式典をボイコットしたことに対して、せめて、ひと言あってもいいのではないだろうか。
昨年の広島サミットって、一体なんだったんだろう。カナダのトルドー首相など、原爆資料館を二度訪れたという話も伝わって、核の恐怖を頭に刷り込んだにちがいないと思っていたのに。
核の抑止力だけが独り歩きして、核保有国の優越感だけが印象に残る広島サミットだった。
内閣支持率の低迷をあげるまでもなく、岸田首相の政治的迷走ぶりには、呆れてものが言えないが、「ヒロシマをライフワーク」にしていると公言するなら、もう少しマシな言動があってしかるべきなのに。
広島を前面に出して、せめて、核保有国に対して、実態の曖昧な「橋渡し」なんかではない、毅然とした態度を期待するのは、岸田首相には無理かもしれない。無理なら、「ライフワーク」など、さっさと取り下げて、自分の非力ぶりを思い知るしかないよね。ま、自分の非力ぶりを自覚すること、それ自体、無理かもね。
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