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2020/10/30

電通とJTBそして「J」のつく企業体

  両者の共通点。このコロナ禍で、ぼろ儲けしているということ。電通は世界一の収益を誇る広告代理店。オリンピックが延期されようが、中止されようが(あの、みっともない安倍マリオも記憶に新しい)、ぼろ儲け。JTBは、昔は日本交通公社と言った。今回のGo to政策で、これまたぼろ儲け。

 7年8か月という長きにわたって続いたアベノミクスという見掛け倒しの愚かな政策のおかげで、2つの会社は独り勝ち。

 一体全体、ここに勤務されている社員に「良心」というものがあるのだろうか。官邸主導だから何でも出来る、昔、TVでよく見た江戸時代の「越後屋、お前も悪じゃのう」の世界だ。

 お上がYESなら、言われるまま。忖度以前の世界だ。言われるまま実行すれば、大金が懐に入るのだもの、やめられない。

 そういえば、「J」のつく会社に碌な所はない。JALも一度潰れたけど、潰れたら困るということで、税金つぎ込んで助かった。JTもいまだに煙草売っている。JRは、民営化して、地方の衰退を招いた。JTBは、個人的に嫌な思いをしたことがあるので、それ以来、一切関わっていないが、このところのGo toキャンペーンでまた目立つ存在になってきた。

 それと、JP。そう、日本郵便だ。民営化されて、高齢者の信頼を失い、郵便物は土曜日配達がなくなっていくそうだ。民営化を声高に叫んでいた小泉さん、責任、重いよ。急に「原発反対!」などと叫んでも、どうも信用できない。あなたの息子と一緒ね。言葉だけなんだもの。

 とにかく政治家の言うことは信用おけない。次の選挙では、自民党公明党には引き下がってもらい、野党の皆さんの活躍を期待するしかない。選挙に行かない人は、政治を語る資格なし。投票率の低さはそのまま民度の低さだ。麻生さん、「民度」って、こういう時に使うのよ。

  大切なことを言い忘れていた。企業というものは、あくまで消費者、顧客をまず念頭においてこそ存在するものだということ。時の政権や官邸の指図に従って利益追求に走ると、最後は自滅の道を歩んでいくしかない。

 コロナ禍の中、何のための企業なのか、経営者をはじめとして、企業人はもう一度ゼロから考え直すべき時ではないだろうか。猛省を促したい、いち消費者として。

 

 

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