週刊ポストが「暗愚」首相岸田という見出しを使っている。「暗愚」を三省堂新明解国語辞典で引いてみた。「判断力に欠け、物わかりの悪い様子」。週刊ポストのネーミングは実に的を射ていて、うまい。
もう一つ、「愚劣」。これも同辞典で引いてみた。「当人はすこぶる満足して何かやっているようだが、はたから見ればばかげた事にしか見えない様子」とある。
そこで、我が家では岸田首相のことを「暗愚劣(あんぐれつ)」岸田と呼んでいる。防衛費大増額、原発稼働期間の大延長、原発の新増設。国民世論を全く無視し、国会論議も十分にしないまま、閣議決定で重要案件を決めてしまう恐ろしい岸田政権。
安倍政権下で、何年も閣僚としてのさばり、外務大臣を数年以上も務めたこの人、何も考えてこないまま、ただ総理大臣になったということだ。
それなのに、先日の統一地方選挙の前半戦の投票率は過去最低の44%ちょっと。国民はこの先、日本が「暗愚劣」岸田政権の思いのままに進んでいくことを、ただ指をくわえて見ているだけなのだろうか。
「暗愚劣」なのは、総理大臣だけではなく、有権者自身のことかもしれない。
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