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2011/05/23

福島原発は震災の前から壊れ始めていた!

 何しろ1971年に造られたのだもの、今まで何もなかったことが嘘のようなものだ。減価償却はとっくにしただろうし、福島にもたらされた交付金で町の諸施設も充実していたことだろう。

 3月11日午後2時46分に最初の地震が起きて、その後、この世の終わりを思わせるような大津波が来たが、福島第一原発はこの一連の自然災害が起こる前に既に異常をきたしていたということが、最近、小さく報道された。

 菅直人おろしが最近のマスコミの風潮を代表しているが、原発事故の直接責任は、東京電力、自民党政権、そして、福島県にあると思うのが妥当ではないかな。

2011/05/21

画期的なオバマの発言

 ビンラディンを暗殺した見返りだったのかね。  

 現職大統領が1967年に定められたイスラエル、パレスチナの国境線に触れたのは初めてなんだって。イスラエル、またの名をアメリカ出張所。当然、核も持っている。USA言論界にはユダヤ系の新聞社や著名人も多いし、昨日だったか、カンヌ国際映画祭で「ヒットラー」の気持ちもわかるという発言のせいで某監督が映画祭から追放された事件があったように、USAだけでなく、フランスもヨーロッパもユダヤに対して気を遣う。 

 もちろん、ユダヤ人がすべて同じだとは言わない。良心的な人々はどこの国にだって少数派だが存在する。 オバマの発言にパレスチナは好意的だった。でもイスラエルがこのまま黙っているはずはないよね。今度はオバマも暗殺されるかもしれないとみる人もいる。  

 イスラエルの中で、パレスチナ人はガザ地区とヨルダン川西岸に限定されて暮らしている。この間、イスラエルによる境界線襲撃で多くのパレスチナ人が殺され、イスラエルに対するパレスチナ人自爆テロも後を絶たなかった。  

 福島原発事故の行方とパレスチナの行方、気になる。

2011/05/17

金まみれの原発問題

 結局、福島原発は首都圏の電力供給のために建設され、莫大な交付金の前には、その危険性が隠蔽されたということだ。40年まえに地元が受け入れ、30年経ったところでその継続を問うたときに、地元は引き続き運転を容認した。今から思うと、怖いもの知らずというほかない。

  浜岡が停止になって、こんな喜ばしいことはないが、浜岡市長の態度を見ると、いかに原発の恩恵に浴していたかがわかる。そういえば、あの「ねむの木学園」も近くにあったね。浜岡とどっちが古いのかよく知らない。

  住民の生命を守るということよりも目先の金に目がくらんだのが今までの自民党政権だ。半世紀にも及ぶ原発推進政策が、ここにきて亀裂を生じた。菅直人首相もそういうめぐり合わせの中で格闘している。もし自民党政権だったら浜岡原発の停止をこんなに早く決められなかったことは間違いない。それにしても菅さん、ベトナムに原発を売り込みに行ったことについてはどう考えているのか、気になるなあ。

2011/05/04

西部劇でもあるまいに。

 殺害されたウサマ・ビンラディンは武器を何も持っていなかったんだってね。つまり丸腰を相手にUSA当局はビンラディンを殺したってこと。しかも、この作戦の暗号名はジェロニモ。西部劇にもよく出てくる、先住民の酋長の名前でしょ。  

 オバマには失望した。彼も悪夢に悩まされるのではないか。良心が少しでもあれば、の話だけどね。