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2010/11/26

You Tube

 最近You Tubeを使って、音楽の検索をすることがよくある。検索欄にNat King Coleと入れれば、往年のSmileも聴けるし、J-Popも懐メロ(80年代のものはこう言われる)も思うままに楽しめる。  

 CarpentersのA Song For YouやRainy days and Mondaysなどカレンの声に会いたければ、昔の動画やスチール写真付の画像が出てくる。彼女のスレンダーな身体から滲み出る低音を聴くと、やっぱりこの人はうまかったなあと今更ながらに思うのだ。

 惜しい人を亡くしたものだ。生きていたとしたら今年60歳だって。残された兄のことを思うと生き続けていくことの大変さを思う。

2010/10/09

アジュモニとのその後

 私が出した手紙がアジュモニの所に着かなかった理由がわかった。アジュモニが書いてきた住所が間違っていたのだ。最初来た手紙に31番地とあったのに、2通目には38番地に変わっていた。郵便番号も記されていなかった。そういえばアジュモニにはそそっかしい所があったっけ。 

 インターネットで郵便番号を調べ、私は2通目を出した。

 1週間後、アジュモニから電話が返ってきた。「住所が違ってたんだね。すまないね。私は恥ずかしいよ」と言って、笑った。ご主人は2008年の7月に亡くなったそうだ。私が13年前に近所に暮らしていた折に、ご主人に対する愚痴をよく聞かされた。精神的に傷つけられることが多かったようだ。それでも長年連れ添った配偶者を亡くしたのだからその心情は計り知れない。 

 「ソウルに来たら、うちに泊まって話をしよう。美味しいものを作ってあげるから」とアジュモニが言う。指折り数えれば、アジュモニも今年77歳になる。早い機会に会いに行きたい。

2010/08/29

ああ、すれ違い

 5月だったか、6月だったか、ソウル時代親しくしていたアジュモニから手紙が来た。長年患っていたアジョシがとうとう亡くなったとのこと。私の電話番号をなくしたので、知らせてほしいとも言ってきた。すぐに返事を書いて出した。 

 待てど暮らせど返事が来ない。アジュモニは当時暮らしていた隣の区に引っ越したので、その電話番号がわからない。 

 今夜、ひょっとしてと思い、以前のアパートに電話してみた。私の声がすぐにはわからず、開口一番「さっき東京から戻ってきたのに」と嘆いた。「返事が来ないから、あんた病気でもしているかと思った。2泊3日の東京旅行に行っても、電話もできなかったなんて、ほんとに残念でしょうがない」 

 アジュモニはまた手紙をくれると言う。電話もしてくれると言う。  

 韓国の知人に手紙を送って到着しなかったのは今回で2回目だ。韓国の郵便事情はよい方だと思うのだが、どうしたことか。2通とも、宛名は道峰区だ。もどかしくじれったいこと、この上ない。誰もが気楽にメールをやるわけでもないのにさ。

2010/08/16

久しぶりの猛暑にクラッとする。

 しばらく32度程度で推移して、風も吹いてくれていたので、昨日からの暑さのぶり返しには閉口するばかり。8月15日というのはいつもいやな感じのする日だったし、今回は閣僚の靖国参拝がなくてほっとしたものの、安倍や小泉の息子など、なあんにもわかっちゃいない輩がシタリガオで靖国に行ったようだ。  

 当時、広島や長崎に原爆を落とされてから1週間近くも一体何をしていたのか。いかにも敗戦受諾の動きが遅い。武道館での戦没者慰霊祭も偽善的なにおいがして、何よりもカラスの集団みたいで暑さがいや増す。 

 65年も経つというのに日本はなぜドイツのように明確なスピーチを海外に向けて発することができないのか。猛暑が曖昧さをくるんでしまって、蝉の声だけがやけにうるさい。ああ一刻も早くシベリアから高気圧が降りてきてほしい。

2010/07/29

久しぶりの28度にほっとする

 「梅雨明け十日」というのは本当だったね。この10日間は連日35度前後の猛暑日。昔の人の言葉には説得力がある。今日は30度を越さない。まさに慈雨だ。熱された大地が幾分かは冷やされればいい。ああほっと一息の慈雨に感謝。

2010/07/20

暑い

 梅雨が明けて、昨日今日と東京は35度を記録。日が落ちても32度近い。最低気温がもう少し低いと楽なのだが、一日中メリハリなく暑い。布団が干せるからまだいいけど、こう暑いと脳は思考停止だね。水分こまめにとって梅雨明け十日を乗り切ろう。でも乗り切る元気なし。わっつい。

2010/07/15

人のふんどしで相撲をとる

 早朝、時計代わりにTVをつけると、新聞記事にやたら線を引いて、それを丸読みしてはなんだかんだと言っている。自称「報道」ワイド番組だ。人が取材したものをそっくり読むだけで番組が成り立つなんて。TV界の人間の質の悪さに今日も音を消す。マスメディアの質の低下は目を覆うばかり。読んでいる人、情けないと思わないのかしら?