DAIKINによるPEFAS隠ぺい、リチウム電池、充電器による火災。どちらも企業の製造責任がないがしろにされているせいで起きている問題だ。
20年以上前から、DAIKIN社内では社員の血液検査が行われていて、PEFASの人的被害についてなんらかの実情を把握していたにもかかわらず、工場のあった大阪摂津市の住民には一切知らされず、工場から排出される排水にPEAFASが大量に含有されていたという事実。これについては以前にも述べたが、NHKのドキュメント放送を見て、Gamilaは驚愕したのだ。
次に、乗り物、家庭で頻繁に起こるリチウム電池による火災の問題。まず、そんな危険なものを市場に平気で流す企業の体質が信じられない。充電器の取り扱い自体に問題がある場合もあるだろうが、いつ発火するかもしれない危険物を消費者に平気で買わせている企業側の無神経を見るにつけ、深刻な企業倫理の喪失ということを考える。
消費者に対して、まずは安心、安全をもたらすことが企業側の最優先事項でしょうが。今だけ、金だけ、自分だけという21世紀の社会風潮をそのまま企業倫理に取り込んでどうする?
水俣病を考えるまでもなく、企業の社会的責任を追及することは、一般消費者にとっても、株主にとっても、非常に大切なことなのに、利潤追求が最優先されて、人の命、人権がないがしろになっている。戦後、日本に欠けているものは、この点である。高度経済成長路線をまっしぐらに走り、我々は人間として大切なものを失ってきた。
就職氷河期世代だけの問題ではない。全世代を通して、日本は人権無視のまま衰退してきているのだ。
まずは企業の製造責任というごく当たり前のことを消費者も、企業人も今一度考えてほしい。