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2011/10/13

やっぱりね。

 東日本大震災と今は呼んでいるが、三月当初は確か「関東・太平洋沖大震災」と言っていた。 

 このところ、東京世田谷区、横浜港北区、千葉の船橋市、そして大田区でも高い放射能が検知されたという報道が続けてあった。こんなとき、テレビは遅い。東京電力がスポンサーになっている番組が多いからかも。  

 震災の呼び方から「関東」を除いたのは、意図的だと思っていた。「東日本」と言えば、範囲が曖昧で東京の存在が薄くなる。

  でも放射能は飛んでくるんだなあ。台風だってこの間いくつ過ぎていったことやら。爆風にのり、雨水に混ざって、セシウムもストロンチウムも確実に積もっているのだ。 

 正確に確実に今の日本列島の状態を見極めるには時間がかかる。何十年も何百年もかかるのか。生きている間に放射能の恐怖に晒されるとは思いもしなかった。 

 大切なことは目には見えないが、目に見えないことは恐ろしい。