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2013/09/08

呆れたオリンピック開催

 政治家が厚顔無恥であることは、見慣れていたつもりだったが、今回のオリンピック招致でのアベ首相の演説には、開いた口がふさがらない。

 汚染水の垂れ流しが「完全にブロックされている」「東京は安全だ」などと、何の科学的根拠もないのに、いけしゃあしゃあと言ったとか。

 東京招致が決まれば、フクシマは見捨てられる。世界にフクシマの安全を吹聴しても、対策が後手後手になって、数年経っても、数十年経っても、問題は解決しない。しないどころか、放射能は拡散されていくだけだ。

 マスメディアも、オリンピックに群がる金の亡者だ。どこもアベの言動を非難しない。ドイツのある有力紙が「IOCはアベの演説に怒るべきだ」と言ったそうだが、日本のマスメディアはこぞって「オリンピック歓迎ムード」だ。

 日本は狂っている。絶望している私がおかしいのだろうか。